島根県企業局・三成ダム2011
三成ダムのゲート開閉用現場操作盤の取替工事について
三成ダムの洪水吐ゲート現場操作盤は昭和51年度、土砂吐ゲート・制水門ゲート現場操作盤は昭和54年度に取り替えてから現在まで使用しておりサビ等の経年劣化が進行していました。このため、3月初旬までの予定ですべての操作盤12面の取替工事を行っています。
この工事は、雪解け等による不意な放流に備えるため、1日のうちに盤1面の撤去から設置、動作試験までを行わなければなりません。下の写真が工事の状況です。
【配線作業】【動作確認状況】
【6号洪水吐ゲート現場操作盤取替前】【6号洪水吐ゲート現場操作盤取替後】
三成ダムの紅葉と停電作業について
三成ダムでは11月中旬頃から紅葉が始まっています。下の写真は11月30日に撮影したものです。
また、三成発電所では12月1日〜12月14日まで停電作業を実施しました。この作業は、発電機を停止して各警報装置の異常の有無、また運転中は動かせないバルブの動作状況等の確認を行います。下の写真が作業風景です。
【絶縁抵抗測定状況】【警報動作試験前の回路確認状況】
【油圧バルブ確認状況】【速度調整器動作確認状況】
ダムの機器点検を行いました。
三成ダムでは毎年、機械設備及び電気設備の点検を行います。この点検は、斐伊川上流の雨量局、ダム湖上流の水位計、ダム本体のゲート状況、及び各電気設備の絶縁抵抗測定などを行います。
また、点検結果は前年度のものと比較し、機器の劣化及び交換時期の判断等に役立てます。下の画像が作業風景の一部です。
【斐伊川上流の雨量局の点検】【ダム湖上流の水位計の点検】
【ゲート操作盤の絶縁抵抗測定】【ゲート開閉機のオイル交換作業】
ダム放流にご注意ください。
梅雨時期に入り、三成ダムは上流の大雨などでやむをを得ず放流することがあります。これによって川の水が急に増え出します。放流時には、サイレンや警報車でお知らせしますのでサイレン等が聞こえたらすぐに川から上がってください。
ダム管理演習を行いました。
平成23年度のダム管理演習を5月25日(水)に行いました。
今年度は、尾原ダムの貯水開始に伴い警報区間が変更になった関係で新しい警報区間の確認及び梅雨時期の急激な降雨に対応するため、新人職員を交えダム放流に関する一連の作業を再確認しました。
【演習前役割分担打合せ】【東部事務所情報伝達状況】
【ハンドマイクによる警報状況】【河川内監視状況】
【警告文読み上げ訓練】【予備発電機点検状況】
【ゲート点検状況】【模擬ゲート操作状況】
三成ダム警報板が新しくなりました。
三成ダムでは尾原ダムの貯水開始に伴い、警報板の取替工事を行いました。
新しい警報板は、注意内容を子供さんにもわかりやすいようにキャラクター(オロタン)を使って表現しました。なお、このデザインは地元の島根デザイン学校(奥出雲町横田)に依頼し、地域性を生かした親しみやすいものに仕上げていただきました。
【三成大橋上流の警報板】【新キャラクターオロタン】
雪解け放流が終わりました。
今年の雪解け放流は2月18日から始まり4月13日に放流を停止しました。
最も積雪が多かったのは1月31日でダム雪量観測点において120cmを記録しております。
下の写真は1月31日のダム湖周辺の状況です。この雪解け水のお陰で発電機を止めることなく有効な発電ができました。
【ダム入り口の積雪状況】【ダム湖の風景】
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