「幼い頃に見た憧れの警察官になりたくて!」
「白バイに乗りたくて!」
「家族みたいな警察官になりたくて!」
「受かったところが警察しかなくて…」
「安定してそうだから…」
「犯人を逮捕したくて!」
同期である私の仲間は、
年齢も性別も出身地も違えば、
ここに入校した経緯やその背景も様々です。
でも、警察官を拝命し、警察学校に入学したならば、
全員が同じ意識を持って卒業し、一線の現場に出ていかなければいけません。
その意識とは、「県民の安全安心を守る」こと。
そのためには、苦しいことも、辛いこともあります。
辞めたくなることもあります。
私も一人であれば辞めていたでしょう。
でも、ここには、
苦しさ、辛さを、共にする
仲間がいます。
追いつけ、追い越せと切磋琢磨できる
仲間がいます。
もう無理だと思った時、手を差し伸べ、背中を押してくれる
仲間がいます。
そして、
私たちを仲間の一員として迎え入れ、大切に育ててくださる
温かな教官方がいます。
右も左も分からず、
ただ、目の前にある真新しい制服を、憧れの気持ちで見つめていたあの入校の日から、私たちは、様々な経験を経て、少しずつ、少しずつ
『警察官としての自覚』と『県民の安全安心を守る使命感』を培ってきました。
制服にまだ着られている自分から、制服を着て、県民の安全安心を守る警察官へ。
まだまだ未熟ではありますが、先輩方の姿を追いながら、
同期、先輩、上司、そして応援してくれる家族に支えられて、今日も頑張っています。
未来の初任科生のみなさん。
皆さんが理想として思い描く警察官となることは、決して楽なものではないと思います。
しかし、その思い描いている警察官は、なくてはならない大切な存在です。
大きな期待と憧れ、そして、不安もそのままに、ぜひ、警察官の道を選び、飛び込んできてください。
みなさんが、未来の初任科生として、島根県警察の仲間となってくれることを期待し、陰ながら応援しています。
ぜひ、頑張ってください。