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令和4年度「しまね働く女性きらめき応援会議」開催報告

1.開催概要

 

令和5年2月10日(金)9:30~11:00

ホテル白鳳凰の間(松江市千鳥町20)

●構成構成員一覧

 

内容

 

1.議事

(1)女性活躍の推進にかかる事業実施状況

(2)「働く女性きらめき指数」の状況

(3)今後の取組について

2.その他

 

<出席者からの主な意見>

○島根の女性は非常に頑張っているが、会社の中での地位になかなか反映されにくい。ジェンダーギャップ指数で見ても、政治、働く(経済)という分野では遅れている。しまね女性センターでは、この会議と連携しながら、働く女性のためのスキルアップセミナーを継続して実施しており、参加者や企業の人事担当の方からも好評をいただいているが、一度も参加したことのない企業への声掛けに苦労しているので、各団体や所属企業の方に参加を促していただきたい。

○この会議の参加者は、比較的若い方もいるようだが、やはり代表ということになるとどうしても年齢が上がってくる。今日、この話合いのことをできるだけ学生にも伝えたいとは思うが、ぜひ、働いてない女性や学生たちにも、このきらめき応援会議でどういうことが話し合われて、島根県がどういうふうな対策・支援をしているのかを、これから働く女性たちにも伝えられるような、そういう仕組みづくりができるといいと思う。

○女性の就労率が非常に高いが、正規の比率がまだ半分程度に留まる。正規職員、正規社員をしっかり目指していくことが必要で、そのためにはしっかり男性も女性も家事、育児は協力していくという流れをつくっていくのが大事ではないか。

○島根大学では、島根県立大学、松江高専、米子高専、そして島根県なども一緒に、女性研究者を増やすとか、女子学生の就職を拡大するというような取組をここ4年間行ってきた。例えば女子大学生の大学院進学を増やしても、なかなか県内で就職する企業がなく、頑張ってバリバリやっていきたいという女性は都会に出てしまうという状況がある。県内に大学院生が就職できるような研究所などを造っていただきたい。

○県が実施する育児分担の推進も大事だが、今は結婚しない方や、LGBTQの人たちも増えている。島根大学ではLGBTQの学生のガイドブックなども作り、どんな学生でも過ごしやすいキャンパスにするようにという働きをしている。島根県でもパートナーシップ制度を考えていると聞き、大変うれしく思っている。ぜひ、どんな人でも過ごしやすい島根県にしていただくよう、取組を進めていただきたい。

○これまでは組織、会社が個人を育てるとか支えるという意識だったと思うが、今は個人がどう思っているか、個々が組織を支えるというような時代ではないかと思う。何から変えようかというときに、足元からというところで、学生のことも考えたり、社員が何を考えて何を望んでいるか、それを会社の制度や仕組みにできるかというところを考えていくような、そういう意識改革が大切だなというふうに感じた。

○「女性活躍」と最近よく言われるが、女性だけではなくて、家族みんなが輝けないと、女性も安心して働けない。それぞれの各年代で自分たちが生活したその時代の問題点がこういうことだったというのを洗い出せば、いろんな意見が出ると思う。高齢者や若い子育て世帯などが抱える問題点について、総合的に解決していく方法を、みんなで考えていきたいと思う。

○家庭のことをしながら働くということは負担が大きい。社会や会社の取組がまだ進んでいないという印象がある。お父さん、お母さんが安心して仕事をできるように、放課後児童クラブの支援をお願いしたい。

 

会議の様子1

(会場の様子)

 

会議の様子2

(議しまね働く女性きらめき応援会議会田部長右衛門氏)

 

会議の様子3

(知事挨拶)

 


お問い合わせ先

女性活躍推進課