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高橋議員

(問)勤労者の定住維持と地域活動について

1.ふるさと教育の中で、人との繋がりが大きな喜びとなる地域活動の大切さを子どもたちに教える必要があると考えるが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.ふるさと教育の中で、地域活動の大切さを子どもたちに教えることの必要性についてお答えいたします。

 地域の「ひと・もの・こと」を活用するふるさと教育は、その地域の自然・文化・産業などについて、いわゆる座学だけではなく、地域の人々の協力を得て、校外での様々な体験活動も展開しながら、行われております。

 こうした学びは、子どもたちにとって、単に「ふるさとを知る」というだけでなく、社会性を育み、地域社会の一員としての自覚を持つことにつながっているものと考えております。

 議員からご紹介のありました消防団活動や神楽団の活動も、身近にいる地域の人々が、日々仕事をするかたわらで、地域の安全や文化を守るために一生懸命になっているという姿に直接触れることで、子どもたちは、地域への愛着や誇りを素直な感動とともに育んでいるものと思います。

 地域活動は、この他にも、動植物の保存に関わる活動や、地元特産品の振興に地域全体で取り組む活動など、多種多様な取組が県内各地で展開されており、子どもたちも楽しみながら学んでいるとの報告を多くの学校現場から聞いております。

 今後とも、ふるさと教育を進める中で、地域活動を知り、参加することを数多く体験させることにより、地域の将来を考える人材、担う人材として育っていってほしいと考えております。

 


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