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遠藤議員

(問)18歳、19歳の投票率向上について

1.県の水産練習船で出航した後の急な解散総選挙でも、例えば選挙人名簿登録証明書を進学時に取得するよう促すなど考えられるが、今後の対応について伺う。

 

(答)教育長

1.遠洋航海中の洋上投票に関するご質問にお答え致します。

 ご指摘のとおり、今回、水産練習船「神海丸」で遠洋航海中の専攻科生は、衆議院議員選挙に投票できませんでした。

 「神海丸」の2学期の遠洋航海は、9月14日から11月21日まででしたが、両水産高校は、航海期間中に国政選挙が行われる可能性を想定しておらず、また、県教育委員会も両高校に対し、特段の注意喚起を行ってこなかったために、出航までに必要な手続きをとることができず、乗船していた全ての専攻科生が洋上投票を行えなかったものであります。

 このことについて私も、専攻科生に対し申し訳なく思っております。

 洋上投票を実現するためには概略、次のような手続きが必要になります。

 まず、高校が専攻科生に対して、出航前に所要の手続きをとれば、船からのファクシミリによる投票、いわゆる洋上投票が国政選挙に限ってできるようになる、ということを事前に説明しておきます。

 次に、専攻科生本人が、出航するまでに、住所地の選挙管理委員会から選挙人名簿登録証明書を取得しておきます。

 そして出航前に、本人から船長に投票の申し出を行います。

 さらにこれを受け、船長が、所要の手続きによって、本人の投票用紙を取得します。

 以上のような手続きが事前に必要になります。

 このため、今回の反省にたって、両水産高校においては、次の航海、具体的には来年1月上旬から始まる遠洋航海に向けて、今述べたような手続きを行っていく、とこのように聞いております。以上であります。

 


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