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小沢議員(自)

(問)「国家・国益」の観点からの領土問題等について

 日本がまだ本物の独立国の態をなさず、国史の教科書の最終検定権がソウルや北京にあるかのごとき状態についてどう思うか、また、「新しい歴史教科書」の意義について所見を伺う。

 

(答)中村教育委員長

 小沢議員のご質問にお答えします。

 議員ご承知のとおり我が国の教科書は、学習指導要領の趣旨に沿った教科書を使用することを目的とする、国の検定制度に基づいて編集・発行されております。

 私は、日本の子どもたちが使用する教科書は、国の確固たる教育理念と主体性のもとに発行され、使用されるべきものであると考えております。

 決して他国の指示により、我が国の歴史や誇りを失うような教科書であってはならぬと思っています。

 今年度は、平成18年度から使用する中学校教科書の採択年度であり、検定に合格したものの中から、子どもたちにとって最もふさわしいものが採択されております。

 この検定に合格した教科書に対して、一部の国から批判が述べられたり、様々な見解が新聞紙面等で報道されております。

 教科書に関するこのような議論は、扶桑社の『新しい歴史教科書』の発行が契機となったものであると思いますが、このことは「教科書に対して国民的関心を高めたこと」、また、「日本の歴史認識が的確に次世代に伝わるものとなるよう、今後の歴史教育の在り方に一石を投じることになった点」で意義があったと考えております。


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