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子育て応援

妊娠・出産・子育てに負担感や不安を抱えている多くの若い世代が、

安心して妊娠・出産・子育てできるよう妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援体制を充実させます。

 

1.現状

妊娠、出産、子育ては、若い世代にとって、大きな喜びである一方で、子どもが生まれる前後の不安や悩みは尽きません。
特に都市部を中心に、核家族化の進展や地域社会のつながりの希薄化により、祖父母や近隣住民等から支援や協力を得ることが難しくなってきている状況です。


社会情勢が変化している現代にあっては、子育て世代の不安や負担、孤立感を軽減し、子どもを産み育てたいと望む夫婦の希望をかなえ、

安心して出産・子育てでき、「もう一人育てたい」と思うことができるような環境を整えていくことが重要です。

 

2.目指す姿・目的

(1)取組の方向

子どもの育ちや子育てを社会全体で支える地域づくりを進めるため、

行政と企業・NPOなど民間団体が連携して、外出や買い物などの生活支援、多世代同居・近居や多子世帯への配慮、

仕事と子育てを両立できる環境づくりなどの取組を推進します。

 

また、県全体で子育てを応援する機運を醸成するため、「こっころ」を合言葉とした共通イメージで、

子育て世帯にはしまね子育て応援パスポート(こっころパスポート)を発行して協賛店のご協力のもと各種サービスを提供します。

子育て支援に積極的な企業は「こっころカンパニー」として認定するなどの取組を進めます。

 

 

3.取組

(1)取組

1.県全体での子育て応援の促進

  • 家庭、地域、団体、企業等と連携して県全体で子育てを応援する機運を醸成するため「こっころパスポート」協賛店の登録促進や、「パスポート」のアプリ化による子育て世帯当たりのパスポート利用可能数増の他、アプリの利便性の向上に取り組みます。
  • 企業による従業員に対する積極的な子育て支援を促進するため、「しまね子育て応援企業(こっころカンパニー)」の認定制度の普及や取組を推進します
  • 子育て支援活動の活性化のため、子育て応援講師(こっころ講師)を派遣し、子育て支援に取り組む民間団体(こっころ隊)の活動を促進します
  • 地域での子育て応援に長らくボランティアとしてご尽力いただいた方々を顕彰し、県民に広く周知して、県全体での子育て応援を促進します

 

2.地域での子ども・子育て支援体制の充実

  • 子ども・子育て支援推進会議や関係団体との連携により、子育て期における健康診断・訪問等を通じて支援が必要な親子の早期発見や支援につなげる体制づくりを推進します
  • 放課後の教室や体育館、公民館等を活用して地域住民の参画を得ながら、子どもたちに学習活動・体験活動・交流活動等を行う市町村を支援します
  • 乳幼児を連れた家族が外出時に安心しておむつ替えなどができる「赤ちゃんほっとルーム」やデイケアサービスのある子育てサロンの設置促進による利用を拡大します

 

3.多世代同居・近居の促進

  • 世代間の支え合いにより子育て環境の充実が期待される、多世代同居・近居の促進を図るためのリフォーム等に伴う負担の軽減に向けた支援を行います

(2)事業展開

1.県全体での子育て応援の促進

  • しまね子育て応援パスポート事業(こっころパスポート事業)

妊婦または18歳未満の子どもを養育するご家庭へ「こっころパスポート」を交付しています。県内約2,100にのぼる協賛店のご協力のもと様々な割引やサービス等の提供を受けることができます。

また、これまで世帯に1枚としていた「こっころパスポート」を、父母等が携帯できるようアプリ化することにより利便性を向上させ、男性の家事参加を促進します。

 

☆こっころパスポートとは?詳細はこちらのページをご覧ください

☆協賛店検索はこちらのページをご覧ください【外部サイトへのリンク】

 

  • 島根みんなで子育て応援賞

 子育て応援に尽力されたボランティア等に感謝の意を表すため、知事感謝状を贈呈します。

  • みんなで子育て応援隊育成事業(こっころ隊育成・こっころ講師派遣)

子育て支援に取り組む民間団体(こっころ隊)へ、技術を有する実践者を子育て応援講師(こっころ講師)として派遣します。

詳細はこちらのページをご覧ください。

  • 「こっころメッセージ」贈呈事業

新しく子どもが誕生したご家庭に、祝意や敬意を表すため、知事及び市町村長からのお祝いメッセージと記念品を贈ります。

詳細はこちらのページをご覧ください。

  • ことのは大賞

子育てや子ども、家庭に関する、楽しさ、うれしさや感動などをひとことで表した「ことのは(言葉)」を募集しています。
入賞された方へは、賞金・副賞とともに県内イラストレーターにより挿絵を作成し贈呈します。

詳細はこちらのページをご覧ください。

 

 

2.地域での子ども・子育て支援体制の充実

  • みんなで子育て応援施設認定事業(赤ちゃんほっとルーム)

お出かけの時、赤ちゃん連れのご家族が利用できるトイレ、おむつ替えや授乳のためのスペース等を有する施設を登録しています。
一目でわかるように施設にはステッカーを掲示しています。

 

★赤ちゃんほっとルームとは?詳細はこちらのページをご覧ください

★赤ちゃんほっとルーム検索はこちらのページをご覧ください【外部サイトへのリンク】

 

  • 地域の子育て支援事業

一時預かり事業、延長保育事業等に要する経費の県負担分を市町村へ補助します。

[負担割合]国1/3、県1/3、市町村1/3他

  • しまねすくすく子育て支援事業

交付金により、国庫補助の対象とならない小規模な保育や既存制度では対応できない子育て家庭のニーズに対する市町村の取組を支援します。

[負担割合]県10/10

  • 子育て支援員等の研修

子育て支援員等を対象に必要な知識や技能の習得を目的とした研修を実施します。

 

3.多世代同居・近居の促進

  • しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業(建築住宅課)

子育て世帯等が居住する住宅において、子育て環境を整備するリフォームに要する費用の一部を助成します。

子育て世帯とその親世帯が同居又は近居する場合は、助成限度額(30万円)を加算(+10万円)します。

詳細はこちらのページをご覧ください。
 

(3)実施状況

子ども・子育て支援の充実

指標

R5目標

R5実績見込

「こっころパスポート」発行数

4,161枚

4,000枚

「こっころパスポート」協賛店数

2,460店

2,115店

「しまねみんなで子育て応援賞」受賞者数

30人

21人

「こっころメッセージ」贈呈者数

4,161人

4,000人


※このページは「島根創生を進める県の主な取組」にも掲げられています。

主な取組その他の主な取組はこちら


お問い合わせ先

子ども・子育て支援課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
(事務室は、松江市殿町2番地 第2分庁舎2階にあります。)
電話 0852-22-5793
   0852-22-6475(こっころ関係)
FAX 0852-22-6124
kodomo@pref.shimane.lg.jp
shosi-taisaku@pref.shimane.lg.jp(こっころ関係)