医療系人材の育成について
【提案No.A2019-00498】2月10日受付
優秀な医療系人材を育成していただきたい。成績、人物共に優秀でありながら、家の経済的理由で医大や専門学校に行けない高校生に、県が学費や生活費を援助する仕組みが必要だ。卒業後に医師、薬剤師、看護師等必要な資格を取得して島根で職に就いた人には、返済を免除すれば誘導策となる。
【回答】3月27日回答
県では、大学の医学生向けに、医師として県内の医療機関で一定期間勤務すると返還免除となる奨学金制度を設け、県内で活躍される医師の養成確保に取り組んでいます。また、全国の都道府県が共同して設立した自治医科大学では、医学生に入学金や修学資金が貸与され、出身都道府県の指定する医療機関で一定期間勤務すると返還が免除されます。
また、看護職員についても、卒業後に県内の医療機関へ勤務してもらうため、島根「ふるさと」看護奨学金に、過疎・離島枠、UIターン枠、助産師枠を設け、一定期間勤務すると返還免除することとし、地域で活躍する看護職員の確保と定着に努めているところです。
薬剤師については、平成30年度から島根県奨学金返還助成制度の対象としており、在学中に日本学生支援機構奨学金等を利用していた方が県内の対象要件を満たす医療機関・薬局に就職した場合、奨学金の返還金に対して助成を行っています。
(健康福祉部医療政策課、薬事衛生課)
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