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山陰新幹線の早期着工を国に提言してください


 

【提案No.A2019-00302】8月26日受付

 現在、首都圏と各方面が新幹線で結ばれ、山陰のみが蚊帳の外です。新幹線網は、国土の有効活用と地域的平等を意味するものです。取り残された山陰がもっと観光入込客数を獲得するためには、首都圏から直接山陰を訪れることができるようにするべきと思います。名所・旧跡の数も他の地方に引けを取りません。

 また、在来線が不便な位置にあり開発の手づまり状態で、解消するには新幹線の敷設しかないと思います。

 山陰道の開通を待ってからでは後手に回ります。山陰新幹線着工の時宜を見逃してはならないと思います。

 

【回答】12月17日回答

 島根県と関西地方間の新幹線の整備については、北陸新幹線から延びるルートのほか、岡山や姫路から山陰に至るものなどさまざまなルートがあり、整備の手法も含め方向性が固まっていません。

 新幹線の整備にあたっては、多額と見込まれる建設費にかかる地方負担や、並行在来線がJRの経営から分離され地元運営となることなど、さまざまな課題もあります。

 一方で、地方への新しい流れをつくり、産業振興や観光振興などを進めていくうえで、高速鉄道網の整備は大変重要なものと考えています。

 県ではこれまで、毎年春と秋の重点要望や中国知事会の共同アピールで、山陰における高速鉄道網の整備に向けた具体的な取り組みを加速するよう、国へ要望してきています。

 また11月には、関係府県と足並みを揃え、山陰新幹線建設促進期成同盟会として、山陰新幹線を次期整備計画路線へ格上げすることや、地方での新幹線整備については、並行在来線の経営分離方針の見直しなど国全体での整備となるよう対応することについて、国へ要望しています。

 今後も引き続き、国などのさまざまな動きを注視しながら、新幹線の効果や課題について県内の全ての市町村としっかり認識を共有したうえで、鳥取県、岡山県をはじめ関係自治体と連携して必要な対応を図ってまいります。

(地域振興部交通対策課)

 


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