県では、一般職員の嘱託・臨時職員への振替を積極的に行っている。これは、財政健全化に資するものであり、今後も積極的に行ってほしい。

　一方、松江市や出雲市の職員募集を見る限り、このような取り組みはされていないように思う。県は市町村指導を通じて、松江・出雲市に同様の取り組みをするよう指導すべきである。

　このたびは、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

島根県では、平成29年10月に策定した「財政運営指針」において、取り組みの柱の一つとして、「行政の効率化・合理化の徹底」を掲げています。その中で、総人件費の抑制を図るために、正規職員、再任用職員、臨時・嘱託職員を併せた人役を基本として、毎年度、業務の効率化を図りながら適正な人員配置を行うこととしています。

　今後も引き続き、正規職員が担うべき業務と嘱託職員・臨時職員が担うべき業務を整理し、それぞれの所属における業務量や内容とのバランスをふまえ、人員配置を行っていきます。

（総務部人事課）

＜松江市、出雲市からの回答＞

　松江市、出雲市では、正規職員が担うべき業務と嘱託職員・臨時職員を充てるべき業務を整理した上で、適正な職員配置に取り組んでいます。具体的には、補助的な事務への臨時職員の配置や、一定の専門的知識を要する業務への嘱託職員の配置等を行っています。

　なお、嘱託職員や臨時職員の募集については、ハローワークでの求人や、市ホームページ等への掲載など、必要に応じて実施しています。

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