地震編
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地震に対する普段の心構え
地震が発生したら
ドライバーの心得

家庭からけが人を出さないために
- 自分の身を守ろう
- けがをしないために、次のことに注意しましょう。
- 寝室には、なるべく家具を置かないようにしましょう。
- 二階建ての家屋では、なるべく二階に寝るようにしましょう。
- タンス、家具などを壁や天井に固定して倒れないようにしましょう。
- タンスの上には、物を置かないようにしましょう。
過去の地震では、家具が倒れ下敷きになり、けがをした方がたくさんいます。

家族と避難先や連絡方法を相談しておく
- 家族みんなで避難先や連絡方法などを相談しておきましょう。
- 老人や子供のいる家庭では、特に地震の際の避難方法などを家族で話し合っておきましょう。
- 一時集合場所、避難場所を確認し、歩いてみましょう。
- NTTの「災害用伝言ダイヤル」を覚えて活用しましょう。番号は「171」です。
過去の地震では、電話線の切断により通話ができなかったり、安否の問い合わせなどで電話が一時大混乱しました。

非常持出品を準備しておく
- 非常持出品は、リュックサックに入れるか、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
○飲料水 |
○衣類 |
○タオル、ちり紙 |
○食料・乳児のミルク |
○軍手 |
○医薬品 |
○現金や貴重品 |
○ロープ・多機能ナイフ |
○懐中電灯(電池を含む) |
○雨具 |
○携帯ラジオ |
○筆記用具等 |
○家族の写真 |

隣近所と相談しておく
- 普段から隣近所の人と地域の防災について相談しておきましょう。
- 地震が起きたら、隣近所がどうなっているかを確認しましょう。
過去の地震では、近所の人が協力して家の下敷きや閉じこめられた人を助け出した例が多くあります。
身体の不自由な人には積極的に協力しよう
- 近くに身体の不自由な人、寝たきりの人、病人などがいる場合には、町会や隣近所の人で具体的な協力の方法などを相談しておきましょう。
- 地震の時、街の中で身体の不自由な人を見つけたら、安全に避難できるよう積極的に協力してあげましょう。
地域の防災活動に進んで参加しよう
- 「自分たちの町は、自分たちで守る」という心構えが大切です。
- 防災訓練に進んで参加しましょう。
- 地域の防災組織の活動に進んで参加し、お互いに協力し助け合っていきましょう。
- 地域の防災組織などで、組織的に役割分担を決めておくことが大切です。
勤め先では
- 地震のときの役割分担を決めておきましょう。
家庭からけが人を出さないために
- 机の下など落下物が防げる所に体を隠すか、座布団や雑誌などで頭を守りましょう。
- どんな大きな地震でも大揺れは1分程度なので、まず落ち着いて行動することが大切です。
家庭では
- 火災防止のため電気ブレーカーを切り、また、ガスの元栓を閉めましょう。
- すばやくコンロなどの火を消し、避難のためにドアや窓を開けましょう。
- 火が出た時は、消火器や毛布などですばやく消しましょう。
- 火事の時は、隣近所で助け合い、消火に努めましょう。
- マンションなど高層ビルでは、次のことに注意しましょう。
- 管理者などの指示に従いましょう。
- エレベーターは使わないようにしましょう。
- 家からの脱出方法を日頃から考え、必要な道具を用意しておきましょう。
街の中では
- 自動販売機やブロック塀など、倒れやすいものには近づかないようにしましょう。
- 落下物から身を守るため、近くの建物や広い場所に避難しましょう。
- 垂れ下がった電線などは、危険なので注意しましょう。
デパート・映画館などでは
- デパートなどでは、持っているカバンや買い物かごで頭を守り、ショーウィンドウや壊れやすい商品棚などから離れましょう。
- 映画館などでは、シートよりも体を低くして、落下物から身を守りましょう。
- あわてて階段や非常口、出入口などに殺到しないようにしましょう。
- 自分勝手な行動はつつしみ、落ち着いて館内放送や管理者の指示に従って行動しましょう。
乗り物の中では
- 感電したり、他の電車にひかれることがありますので、不用意に車外に飛び出さないようにしましょう。
- 車内では、つり革や手すりなど固定されているものにしっかりつかまりましょう。
- 駅員や乗務員の指示に従って行動しましょう。
海岸や河口では
- 海の近くで地震を感じたり、津波警報が出されたら、すぐに高台などへ避難しましょう。
- 津波は繰り返し押し寄せます。津波警報が解除になるまで、海辺には近づかないなど気をゆるめないようにしましょう。
- デマに惑わされず、警察や市町村などの広報やラジオ・テレビなどの正しい情報を聞きましょう。
正しい情報の収集
- 避難途中や避難場所では、警察や市町村などの広報やラジオ・テレビから正しい情報を聞き、デマに惑わされることのないよう心がけましょう。
- 大地震のあとは、みんなの気持ちが動揺しています。無責任なことを口にしたり、自分勝手な行動をつつしみましょう。
避難するときは集団で
- 警察官やリーダーの指示に従い、町会・自治会単位などの集団で避難しましょう。
- 避難は徒歩で、持ち物は最小限にしましょう。
- 身体の不自由な人、寝たきりの人、病人などの避難には、地域の人々で協力しましょう。
- 避難所では、リーダーの指示に従いましょう。
普段の準備
- 避難するときは、自動車の使用は控えましょう。
自動車を使用できない場合に備えて、普段から家族、職場で相談しておきましょう。 - 職場でも連絡方法などを決めておきましょう。
- 家屋が倒壊したときなどに備え、自動車に次のものを準備しておくと、大震災発生時に便利です。
○軍手 |
○医薬品 |
○懐中電灯 |
○携帯ラジオ |
○消火器 |
○牽引ロープ等 |
「緊急交通路」は大震災発生時に通行が禁止されます
- 緊急交通路は、緊急通行車両以外の車両の通行が禁止されます。
走行中大地震が起きると
- パンクしたような状態になり、ハンドルをとられて運転は困難になります。
- 平坦な道路では、下から突き上げられたようになり、自動車は波の上で揺さぶられる小舟同然となります。
- 電柱や電線が大揺れし看板、ガラスの破片の落下、建物の倒壊、地割れなどが発生します。
自動車をおいて避難するときは
- エンジンを切り、エンジンキーは付けたままにしておきましょう。
- 火災を引き込まないように、窓は閉めておきましょう。
- ドアはロックしないようにしましょう。
- 貴重品は、車内に残さないようにしましょう。
一般道路では
- 衝突されたり、追突されたりしないように十分注意しながら止めて下さい。その後、交差点を避けて、道路の左側に寄せて停車して下さい。
- 近くに駐車場、空き地がある場合は、そこに駐車して下さい。
- 避難する人々や緊急通行車両が通行できるように道路の中央部を空けて下さい。
- 現場の警察官の指示に従って下さい。
高速道路では
- あわてずに減速し、左側に寄せて停車して下さい。渋滞などで左側に寄せられない場合には、右側に停車して、道路の中央部分を空けて下さい。
- ラジオ、情報板などによる地震情報や交通情報を聞いて状況を把握するほか、警察、道路公団などからの指示、案内又は誘導を待って行動して下さい。
- 危険が切迫している場合以外は、自分の判断で走行しないで下さい。