不妊に悩む夫婦等への支援
妊娠・出産に負担感や不安を抱えている多くの若い世代が、安心して妊娠・出産できるよう妊娠期からの支援体制を充実します。
1.現状
妊娠、出産、子育ては、若い世代にとって、大きな喜びでありますが、一方で子どもが生まれる前も後も不安や悩みは尽きません。
不妊や不育に悩む方々の気持ちに寄り添った様々な支援を行い、子どもを産み育てたいと望む夫婦の希望をかなえ、安心して出産・子育てでき、「もう一人育てたい」と思えるような環境を整えていくことが必要です。
2.目的
不妊に悩む夫婦等への支援を拡充します。
3.取組
取組の方向
不妊に悩む夫婦等への支援
〇不妊治療において、保険適用外の治療のうち、先進医療として実施される治療費・検査費(薬代含む)の一部を助成し、経済的負担の軽減及び
医療保険収載に向けた動きを後押しします。
〇男性の不妊検査費の助成や不妊の原因等について理解を深めるための多様な広報媒体の活用などにより治療に参加しやすい環境づくりを推進します。
〇不妊症や不育症に悩む夫婦等を対象としたしまね妊娠・出産相談センターでの専門医・助産師による電話・メール等による専門相談対応の充実を図ります。
〇がん等の治療前の患者に対して、妊娠するための機能や妊娠する能力を温存する療法を行う場合の経費等の負担を軽減します。
事業展開
不妊治療に関する助成制度
〇不妊治療における生殖補助医療について、医療保険適用の対象ではありませんが、先進医療として実施される医療の受診に要した費用の一部を助成することにより、
経済的負担の軽減を目的として実施しています。
〇不妊の原因の約半数は男性側にもあるとされています。男性にも積極的に検査を受けてもらうために、男性の不妊検査に係る
費用の一部を助成します。
〇市町村では、県の助成制度とは別に独自に助成を行っています。詳細は各市町村へお問い合わせください。
★市町村不妊治療費に係る助成事業(令和6年4月1日現在)(pdf826KB)
不妊・不育に関する相談窓口
不妊治療をはじめとする不妊や不育に関する様々な悩みを気軽に相談していただけるよう、しまね妊娠・出産相談センターにおいて、専門の医師等が、メール相談【専用アドレスshimanesoudan@med.shimane-u.ac.jp】、電話相談【月曜日から金曜日、第2・4土曜日の10:00から16:00(ただし年末年始・祝日を除く)専用ダイヤル:070-6690-5848】と面接相談(予約制)を実施していますのでご利用ください。
お問い合わせ先
健康推進課
・療養企画係/療養支援係(被爆者対策、肝炎医療費助成、ハンセン病対策、調理師・栄養士免許など)0852-22-5329
・難病支援第一係/難病支援第二係(指定難病、小児慢性特定疾病など)0852-22-5267
・健康増進第一係/健康増進第二係(食育、歯科保健、生活習慣病予防、たばこ対策、健康増進など)0852-22-5255
・子育て包括支援スタッフ(母子保健、不妊治療費助成など)0852-22-6130
・国民健康保険係/医療保険係(国民健康保険、保険医療機関及び保険薬局の指導など)0852-22-5270・5623
・がん対策推進室(がん対策の推進及び総合調整)0852-22-6701
FAX 0852-22-6328
Eメール kenkosuishin@pref.shimane.lg.jp