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出雲農業創生会議で出雲農林高校生を激励

 出雲農林高校は、今年度より文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)」の指定を受け(令和元年度から3年間)、同校を核に地域の多様な関係者と高校の関係者が協働体制を構築し、出雲市の地域及び農業を支える核となる人材を育成することを目的として、学校教育の充実・強化に取り組んでいます。

 この地域協働を進めるため「出雲農林高等学校支援コンソーシアム(出雲農業創生会議)が組織され、事業計画・実績及び実践内容の検討が行われます。

 構成員は出雲市、JAしまね出雲・斐川地区本部、島根県ですが、このうち、JAしまね出雲地区本部と東部農林振興センター出雲事務所は、コーディネーターとして事務局にも参画しています。

 2月7日に第2回出雲農業創生会議が開催され、今年度の各種の積極的な取り組み内容の報告・検討が行われましたが、同会議の主要事業の一つである卒業生に対する激励が行われました。

 これは、卒業生のうち、県立農林大学校への進学、農業及び農業関連事業所への就業者を表彰するもので、本年度の対象者10名に、同会議の会長である出雲市長から「希望の証」と記念品が贈られました。

 生徒の代表者からは、「地域の農業の発展のために、それぞれの進路で頑張る。」と力強い決意表明がありました。

 出雲普及部では、高校の課題解決研究、GAP管理の充実等、この事業を通して幅広く取り組んで行くこととしています。

希望の証授与

 【出雲市長から「希望の証」の授与】


2020年2月28日

出雲市アグリビジネススクールで担い手育成

 出雲市農業再生協議会は、新規就農、定年帰農を目指す人を対象として、平成18年から「出雲市アグリビジネススクール」を実施しています。講座は、JAしまね出雲地区本部の各生産部会の協力を得て、認定農業者、農業普及員、JA営農相談員等が講師となり、1月から12月まで講義と実習により栽培技術や経営管理を習得するものです。

 令和元年は、5講座(柿・ぶどう・いちじく・産直野菜・菊)で29名の受講生が修了し、令和2年は、4講座(柿・ぶどう・いちじく・産直野菜)で28名が受講することとなりました。元年の修了生は、7名が就農相談を行うなど、新規就農へ向けた動きにも繋がっています。

 式では、修了証書と受講許可証が交付され、修了者を代表して産直野菜講座の受講生から、「講座で学び、栽培面だけでなく衛生面にも気をつけるようになった。これからも創意工夫しながら栽培していきたい」、令和2年のぶどう講座の受講生からは、「熱心に受講し、活躍できるよう精進したい」と決意と抱負が述べられました。

また、主催者、来賓からは、「しっかり学んで農業の担い手に育ってほしい」旨の励ましの言葉もありました。

 担い手の確保・育成は重要な課題であり、多くの受講生が農業に携わり、担い手となるよう、農業普及部としても関係機関・団体と連携しながら支援していきます。

式典の様子

 【修了証書授与の様子】


2020年2月6日

次世代の農業に向けて加温ブドウにスマート農業技術を導入

 出雲市では「令和元年度次世代につなぐ営農体系支援事業」(国庫)を活用し、デラウェアをはじめとした、加温ブドウにスマート農業の先端技術の導入を進めるための実証試験を実施しています。

 今回の実証試験は既存のカマボコ型ハウス内に温度、湿度、日照などの環境測定機器とサイドビニールの自動巻き上げ機をセットで取り付け、これらを連動させハウス内環境をブドウの最も適した環境に制御することにより、省力・省エネ化と早期収穫を同時に実現することを目指しています。

 実証試験にあたって課題となったのは、既存ハウスの内張ビニールに自動巻き上げ機を設置することでした。ハウス側面の内側にはパイプの結束に使用した針金が多数あり、それが自動開閉時にビニールやパイプに引っかかると機器が破損する危険性があるからです。この課題を解決するために、農業技術センター果樹科の屋根型ハウスの自動開閉技術を応用し、機器破損に対応しました。

 設置作業には農業技術センター職員の指導の下、生産者や市職員、JA職員、県農林大生、農業普及員など10名余りが協力して行い、約半日で設置は終了しました。この技術の普及については、設置に係る施工費用を抑えることも課題ですが、今回の作業により、生産部会員の相互協力による自己施工が可能と判断されることから、低コストでの導入・普及が期待されています。

 今後は、稼働状況の検証や手動開閉の既存ハウスとの比較によって、ハウス内の環境制御の状況や、省力・省エネ化の効果等について検証することとしています。

動力部分

 【自動巻き上げ機動力部分】

巻き上げ状況確認

 【設置後の巻き上げ状況確認】


2020年2月4日

シクラメンの若手生産者の相互研鑽で技術改善に成果

 出雲地域は、県内で最大のシクラメン産地であり、40代以下の若手生産者や後継者が多いことから、農業技術センター技術普及部と連携し、篤農家の技術継承と生産者同志での研鑽を目的として、平成29年から意欲的な若手生産者を対象に勉強会を開催しています。

 今年度は、7名が参加し、「根づくり」をテーマに、月に1回(合計8回)、全戸のほ場を全員で巡回し、意見交換を行う形で行いました。他の生産者のほ場や管理方法を確認し、お互いにアドバイスをしあうことで、各自がシクラメンの生育状況や管理を見直すことに繋がり、目標とするシクラメンの草姿(株サイズ、葉枚数等)に近づいてきました。

 このことにより、他県では開花遅延する産地があるなか、計画どおり11月上中旬からの出荷となり、出荷数量は病気の発生等によりやや減少したものの、単価は前年並みか上回った生産者が多く、市場からも信頼できる産地として高い評価を得ることができました。

 一方で、テーマとしていた「根づくり」については、根量は確保できてきているものの、確保した根をいかに傷めないかという点が課題となりました。

 令和2年産へ向けては、目標とする草姿への仕上げと機能する根の確保を目標として、各生産者が用土やかん水・肥培管理等を見直し、お互いの取り組みについて情報交換していくこととしています。

 農業普及部としても、シクラメン生産の安定化と担い手の育成を図るため、農業技術センター技術普及部と連携し、今後も「シクラメン勉強会」の活動を支援していきたいと考えています。

巡回の様子

 【会員間での圃場巡回の様子】

根の状況確認

 【巡回時に根の状況を確認】


2020年2月3日



お問い合わせ先

東部農林振興センター

島根県東部農林振興センター 
  〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1
  TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643
  e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp

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  松江農業普及部安来支所(島根県安来市穂日島町303)
  松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2)
  出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4)
  雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1)
  出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)