県民が健康で明るく生きがいを持って生活できる社会の実現を図っていくために、出雲圏域においては平成13年度に策定した「出雲圏域健康長寿しまね推進計画〜だれんもでやろう健康づくり〜」の計画に沿い活動を展開してきました。27の構成団体を中心に活動を展開し、皆さんの協力により、地道に活動が広がってきています。

　平成25年3月には、関係機関・団体のみなさんと一緒に「第2次出雲圏域健康長寿しまね推進計画」（H25〜H34年度）を策定しました。今後は、更に壮年期の対策を強め、目標である平均寿命や平均自立期間の延伸のため、出雲らしく、縁（えん）を大事に、取り組みに力を入れていきたいと思っています。

　健康づくり活動を進めるためのキーワードは、「絆」「人と人とのつながり」「ソーシャルキャピタル^(※）」です。地域の皆さんの力で健康づくり活動を推進しましょう！そして、様々な分野の皆さんと連携し、健康なまちづくりを進めましょう！

※ソーシャルキャピタル

　人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることのできる「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会組織の特徴。物的資源（PhysicalCapital）や人的資本（HumanCapital）などと並ぶ新しい概念。（アメリカの政治学者ロバート・パットナムの定義）

１．事業所への出前講座の実施

２．健康づくり機器の貸し出し

• 栄養・食生活
• たばこ
• 運動
• 歯科
• がん予防
• 車いす用体重計

１．食育キャンペーンの実施

２．食育コーナーの設置（レシピ等の配布）

３．「健康づくり応援店」の拡大（島根県健康推進課へリンク）

４．うすあじ料理の普及

１．禁煙週間キャンペーンの実施

２．未成年者の喫煙防止対策の推進

３．禁煙サポート情報の提供

　・禁煙治療実施医療機関について（島根県健康推進課へリンク）

　・禁煙支援薬局について（島根県健康推進課へリンク）

４．「たばこの煙のない飲食店」の拡大（島根県健康推進課へリンク）

５.「たばこの煙のない施設」の拡大

６．公共施設、事業所の受動喫煙防止対策の推進

１．運動・ロコモティブシンドロームに関する普及啓発

２．ウォーキング情報の収集、提供

３．まめなウォーカーを中心としたウォーキングの普及啓発

４．みんなで歩こうチャレンジコンテストの開催

５．ウォーキングコース現地調査

１．実態調査

２．心の健康づくりの啓発活動

３．自死予防街頭キャンペーンの実施

１．ライフステージに沿ったパンフレットの作成

２．８０２０よい歯のコンクール表彰式

■平均寿命を延ばす

■65歳の平均自立期間（健康寿命）を延ばす

〇がん、脳卒中、虚血性心疾患、自死の４つの死亡率の減少

〇8020達成者（80歳で20本以上自分の歯をもつ）の増加

をめざします。

　取り組みの概要図（イメージ図）（PDF）

　【出雲圏域の健康課題】

　１．働き盛り世代は健康課題が多い

　２．がんの死亡率が増加している

　３．糖尿病の有病者が他の地域より多く、血糖値のコントロールの良くない方の割合が多い

　４．ストレス解消法を持つ人が少ない

　これにより、新しく４つの重点テーマを設定しました。

■働き盛り世代が健康づくりに関心をもつよう情報発信しよう

■がんによる死亡を減らそう

■糖尿病を予防しよう、糖尿病をうまくコントロールしよう

■こころの健康について、理解を深めよう

目標を達成するため、次の体制で取り組みます。

▼会議の役割

　出雲圏域健康長寿しまね推進計画の進行管理、推進母体

　各種事業等の意思決定、評価実施

　事業の方向性を検討

　分科会に属さない分野の検討（参加者；会長、副会長、各分科会の代表、副代表、出雲市、事務局）

　「食生活」「たばこ」「運動」「こころ」「歯科」の５分科会

　事業の企画、実施、評価の場

　それぞれが、年２〜３回会議を開催し、知恵を出し合って事業を進めます→【組織図】はこちらをご覧ください。

健康長寿しまねの推進（島根県健康推進課のページ）