竹島関連古文書の公開

大谷家文書

「大谷家文書」は、江戸時代初期に当たる17世紀に竹島で漁をしていた大谷家の文書である。米子の商家大谷家(昔は「おおや」と称し大屋とも書いた)は、同じく米子の村川家とともに幕府から特に許可を受けて両家交替で毎年船を出し、当時無人島であった鬱陵島へ渡ってアワビ漁、アシカ猟などを行っていた。竹島は、米子から隠岐経由鬱陵島へ行く途中にあるので、当初から航行の目印、停泊地などとして利用され、17世紀半ばからは、この島でも幕府公認の下で漁猟が行われた。

大谷家文書は、『大谷家由緒実記』、『竹嶋渡海由来記抜書控』など大谷家歴代当主が編纂した冊子のほか、旗本阿部家との往復書簡、将軍「お目見え」の記録、幕閣への干し鮑贈呈の記録、各種の請願や返答覚書等々、鬱陵島・竹島渡海の始まりから幕末に至る時期の出来事を内容とする500点以上の史料から成る。いずれも、竹島が古くから専ら日本人の活動の場であったことを示す第一級の史料である。

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村川家文書

村川家文書は、江戸時代初期に当たる17世紀に竹島で漁をしていた村川家の文書である。米子の商家村川家は、同じく米子の大谷(おおや)家とともに幕府から特に許可を受けて両家交替で毎年船を出し、当時無人島であった鬱陵島へ渡ってアワビ漁、アシカ猟などを行っていた。竹島は、米子から隠岐経由鬱陵島へ行く途中にあるので、当初から航行の目印、停泊地などとして利用され、後には、この島でも幕府公認の下で漁猟が行われた。

村川家文書は、鬱陵島が描かれた古地図、幕閣への干し鮑贈呈の記録、各種の請願、照会に対する返答、欝陵島・竹島渡海時期の出来事を記録した文書、その他、明治期に至るまでの家業に関する文書など69点の史料から成る。竹島が古くから専ら日本人の活動の場であったことを示す第一級の史料である。

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