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加熱式たばこと電子たばこについて

〇加熱式たばこ

 たばこ葉やたばこ葉を用いた加工品を、燃焼させず、専用機器を用いて電気で加熱することで煙を発生させるもの。

 

〇電子たばこ

 専用カートリッジ内の液体を加熱して煙霧を発生させ、それを使用者が吸入するために使われる製品。

健康影響について

〇加熱式たばこ

 加熱式たばこは、たばこ葉を用いていることから、ニコチンを含む有害物質が発生します。

 厚生労働省は、「加熱式たばこの主流煙に健康影響を与える有害物質が含まれていることは明らかであるが、販売されて間もないこともあり、現時点までに得られた科学的知見では、加熱式たばこの受動喫煙による将来の健康影響を予測することは困難。このため、今後も研究や調査を継続していくことが必要。」としています。

 

「加熱式たばこにおける科学的知見(厚生労働省)」(PDF:154KB)

 

 

〇電子たばこ

 ニコチンを含む電子たばこは、基本的に、薬事法に基づく承認(有効性や安全性などの確認)が必要であり、これまで国内で承認された製品はありません。

 しかしながら、平成22年8月に独立行政法人国民生活センターが実施した調査では、「ニコチンを含まない」と表示して販売している電子たばこのうち、実際にはニコチンが含まれる製品が一部あったことがわかりました。

 ニコチンが含まれるという認識のないまま長期間・繰り返し使用すると、副作用や依存性が現れたり、妊婦などハイリスクの人に影響を及ぼす恐れがあるため、注意が必要です。

 

「ニコチンが含まれる電子タバコがあります。使用にはご注意ください!(厚生労働省)」(外部サイト)

 

 また、米国において、電子たばこによるものと疑われる肺疾患等の健康被害症例が報告されていることを受け、厚生労働省は、「電子たばこの使用と疾病及び死亡リスクとの関連について現時点では明らかではありませんが、上記のような海外の状況を踏まえると、健康被害を起こすおそれが否定できません。」として、電子たばこの使用に関し、注意喚起を行っています。

 

「電子たばこの注意喚起について(厚生労働省)」(PDF:85KB)

 

 

 

 

 

 


お問い合わせ先

健康推進課