SMR(標準化死亡比)
島根県と各圏域のSMRを算出しました。
※SMRの説明はこちらをご覧ください。
基準は全国の死亡率です。全国を100(基準)とした時に、対象集団(県または圏域)のSMRが100を越える場合は全国よりも死亡率が高く、100を下回れば全国よりも低いと判断します。
グラフについている「エラーバー(エの形をしたもの)」は95%信頼区間で、95%信頼区間の下限が100を越えていれば対象集団(県または圏域)の死亡は「有意に多い」、95%信頼区間の上限が100を下回れば対象集団(県または圏域)の死亡は「有意に低い」と判断します。
心疾患
全国と比較した島根県・各圏域のSMR(心疾患、全年齢)
島根県男性の心疾患のSMRは92.5、女性は96.8で、男女ともに95%信頼区間の上限値が100を下回り、全国よりも死亡率が有意に低かったです。
(SMRは、全国は単年、島根県・圏域は2020年を中心年とした5年平均で示しています)
■2020年の島根県・各圏域の全年齢のSMR(心疾患)
全国 | 島根県 | 松江圏域 | 雲南圏域 | 出雲圏域 | 大田圏域 | 浜田圏域 | 益田圏域 | 隠岐圏域 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男 | 100 | 92.5 | 88.0 | 104.3 | 74.5 | 110.9 | 96.4 | 112.7 | 93.7 |
女 | 100 | 96.8 | 88.6 | 103.0 | 86.6 | 123.4 | 105.3 | 108.1 | 75.0 |
(全国は単年、島根県・圏域は2020年を中心年とした5年平均で示しています)
全国と比較した島根県・各圏域のSMR(心疾患、40〜64歳)
40〜64歳の年齢に区切ってみると、島根県男性の心疾患のSMRは78.1、女性は79.2でした。
男性は、95%信頼区間の上限が100を下回り、全国と比べて死亡率が有意に低かったです。
(SMRは、全国は単年、島根県・圏域は2020年を中心年とした5年平均で示しています)
■2020年の島根県・各圏域の40〜64歳のSMR(心疾患)
全国 | 島根県 | 松江圏域 | 雲南圏域 | 出雲圏域 | 大田圏域 | 浜田圏域 | 益田圏域 | 隠岐圏域 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男 | 100 | 78.1 | 76.7 | 107.2 | 61.2 | 59.1 | 84.1 | 92.6 | 142.5 |
女 | 100 | 79.2 | 95.0 | 75.2 | 47.1 | 116.8 | 79.7 | 84.2 | 54.9 |
(全国は単年、島根県・圏域は2020年を中心年とした5年平均で示しています)
※島根県・圏域のSMRの算出に当たっては、2020年を中心年とした5年分の死亡データ(「人口動態統計」厚生労働省官房統計情報部)を用いています。
資料:島根県健康指標データベースシステム(SHIDS)年報より作成
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