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山代郷南新造院瓦窯跡 松江市山代町
(県指定史跡)

 山代郷南新造院の南約100mに位置する窯跡です。松江市教育委員会により発掘され、山代郷南新造院の瓦を焼いた窯跡であることがわかりました。窯跡は3基発見され、そのうち1、2号窯跡は県指定史跡となっています。いずれも斜面 につくられた登り窯で、全長4mほどです。ここから出土した瓦は山代郷南新造院の瓦と同じものです。
 現在残っている古代の寺跡で、造立者が判明し、そこに供給した瓦窯が発見されているのは、島根県では安来市の山国郷新造院と教昊寺(きょうこうじ)だけですが、寺跡と窯跡の両方が発掘されたのはここだけです。また、全国的にみても、近畿地方にいくつかある程度で、非常に珍しいことです。

山代郷南新造院瓦窯跡山代郷南新造院瓦窯跡2号窯
山代南新造院瓦窯跡 2号窯












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