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八重滝周辺で見られる昆虫類

  

川の中の昆虫たち

  
谷川の石を拾い上げてみると、カメ型のものがくっついています。また、水の中に沈んでいる葉や枝にミノムシのようなものがありますが、こえはトビケラという幼虫の巣です。ほかにもカゲロウ、ドロムシ、トンボ(ヤゴ)、などが見つかるでしょう。


アカトンボ:アカトンボというのは、トンボの種類の名前ではなく、赤いトンボの仲間の総称です。県内では、アキアカネ、ナツアカネ、マユタテアカネなど、十数種が知られています。

    

セミのなかま

  

ニーニーミーミーと鳴くニイニイゼミ、大きな体のクマゼミ、最も一般的なセミの声で鳴くのはミンミンゼミとクマゼミです。カナカナと鳴くのはヒグラシ、ツクツクホウシの声は、夏の終わりを感じさせます。
・エゾゼミ:晴れた日中、ジーと低い音でさかんに鳴いているのがエゾゼミです。北方系のセミで平地には少なく、山地に多く見られる種類です。
・ヒグラシ:朝や夕方の涼しい時に、カナカナカナとかん高い声で鳴くのがヒグラシです。日照に敏感で、日中には鳴き声を聞くことはできません。
     

チョウの仲間

  

・スジボソヤマキチョウ:珍しい種類のチョウですが、島根県では八重滝周辺が有数の多産地になっています。これは食樹のコバノクロウメモドキがたくさん生えているからです。このチョウは成虫で越冬し、雪解けまもないころ新芽の吹き出たこの木に紡鐘型の真っ赤な卵を産みつけます。

  スジボソヤマキチョウの写真  
スジボソヤマキチョウ    


 

    


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自然環境課

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