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立久恵峡の地形と地質

 立久恵峡では、川の両側に大きな崖が切り立っています。これは立久恵峡付近に、特に浸食に強い岩石が厚く分布しているからです。立久恵峡の名前の由来は、杭を立てたような岩が並んでいるところから立杭と呼ばれ、後に立久恵峡となったと言われています。
地形・地質立久恵峡の画像


立久恵峡で見かける岩はほとんど同じ岩石からできています。大小の角張った石がよせ集まっているようなこの岩は、安山岩と呼ばれる新第三紀に噴出した岩石で、海底火山から噴出した溶岩なのです。海底火山から噴出した溶岩は、陸上の火山のものとは冷え方が違うため独特の岩石をつくります。

  

マグマは火山の地下深くに、数百度から千度以上の高温の状態でたまっています。海底火山ではマグマが噴き出した後、海水で急激に冷やされて溶岩の表面だけが固まり、そこにたくさんの割れ目ができます。割れ目に入り込んだ海水は、溶岩内部の高温によって水蒸気になります。このような水蒸気が多量に発生するため、溶岩内で水蒸気爆発が起こり、固まった溶岩の表面は粉々に砕かれます。そして、先に固まった部分は大小さまざまの石になり、下から上がってくる溶けた溶岩に押し上げられて、火口から噴出します。

  

約100万年前にこのような現象が連続して起こり、多量にたい積したものが立久恵峡の地質を形成しています。

  


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