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 立久恵峡で見られる魚類

アマゴ
ヤマメにきわめて近い種ですが、体側に鮮やかな赤色の斑点があるので見分けることができます。島根県の高津川水系にはもとは生息していなかったのですが、明治の終わりごろ移入されたものです。繁殖力が強いので数を増やし、今では以前からいたヤマメやゴギより多くなっています。
アマゴ



アユ
9〜10月ごろ、下流の浅瀬や水底で産卵された卵は、10日ほどでふ化します。稚魚はすぐに海に下り、おもに動物質のエサを食べて成長します。体長5から8cmになると川をさかのぼっていきます。上流までさかのぼったアユは、水底の石に生えるけい藻を食べてさらに成長します。そして、成長したアユは9〜10月ごろ下流の産卵場にもどります。このアユを「落ちアユ」といい、このころさかんにアユ漁が行われます。

 アユの写真



オイカワ
体調20cmほどになるコイ科の魚。浅く開けた場所を好む性質があり、下流の平瀬や淵にかけて多く生息しています。石に付着している藻類を中心に、水生昆虫、そのほかの昆虫などいろんな物を食べます。雄は雌より尻びれが著しく大きく、繁殖期には青緑色に輝くのでほかの魚と簡単に区別できます。
オイカワ



カワムツ
一見オイカワに似ていますが、ややずんぐりした体形で、体側に黒っぽいすじがあるので見分けることができるでしょう。生息場所は、瀬のかなり掘れたところ、岸よりにヤナギなどの植物が垂れ下がっているような淵を好みます。水中に落下する陸生昆虫、水中を流下する水生昆虫を待ちうけ、それに飛びついて食べます。

 カワムツ

  


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