気象庁が運営を担う温室効果ガス世界資料センターの解析によれば、大気中の主要な温室効果ガス（二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素）の増加が続いており、2021年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新し、特にメタンの年増加量は観測史上最高になったとのことです。

世界の主要温室効果ガス濃度は観測史上最高を更新～「WMO温室効果ガス年報第18号」の公表～（外部サイト：気象庁）

　気象庁は、世界気象機関（WMO）の温室効果ガス世界資料センター（WorldDataCentreforGreenhouseGases:WDCGG）を運営しています。WMOが10月26日に公表された「温室効果ガス年報（GreenhouseGasBulletin）第18号」によると、大気中の主要な温室効果ガス（二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素）の増加が続いており、2021年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新し、2020年から2021年までのメタンの濃度の増加量は、観測史上最高の18ppbとなっています。

年報（気象庁訳抜粋版）は、気象庁ホームページ（外部サイト）でご覧いただけます。