世界の主要温室効果ガス濃度は観測史上最高を更新【2020年】

 気象庁が運営を担う温室効果ガス世界資料センターの解析によれば、大気中の主要な温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素)の増加が続いており、2020年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新したとのことです。

 

世界の主要温室効果ガス濃度は観測史上最高を更新~「WMO温室効果ガス年報第17号」の公表~(外部サイト:気象庁)

 

 気象庁は、世界気象機関(WMO)の温室効果ガス世界資料センター(WorldDataCentreforGreenhouseGases:WDCGG)を運営しています。WMOが10月25日に公表された「温室効果ガス年報(GreenhouseGasBulletin)第17号」によると、大気中の主要な温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素)の増加が続いており、2020年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新し、WDCGGが解析した結果、2019年から2020年までの濃度の増加量は、二酸化炭素は過去10年間平均と同程度の2.5ppmで、メタンは過去10年間平均より大きい11ppbとなっています。

 

年報(気象庁訳抜粋版)は、気象庁ホームページ(外部サイト)でご覧いただけます。
 

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