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○作物名:きゃべつ、はくさい、だいこん、カブ、ワサビ、ストック

○虫害名:コナガ



コナガ○概要
アブラナ科野菜が周年栽培されるようになって、各地で被害が目立つようになった。また、最近では益田市や横田町をはじめ松江市、斐川町など県内アブラナ科野菜主要産地でこの虫に対する薬剤の効果が低下し、防除上問題となっている。

○被害と診断
幼虫はキャベツ、ハクサイのほか、ブロッコリー、ダイコン、カブ、ハナヤサイ、ワサビ、ストック、ハボタンなどを食害する。また、ナズナやイヌガラシなどのアブラナ科の雑草にも寄生する。
幼虫は表皮を残して葉肉を食害する。被害の著しいときは株全体が白く見える。定植後または発芽後間もないときに発生が多いと、被害は大きく、生育が遅れたり、枯死する株も出てくる。また、秋から冬には心葉への寄生が多くなる。
幼虫は主に葉裏におり、集団でいることはない。葉を動かしたり、手で触れると活発に動き、糸を吐いて落下する。
卵は偏平で長径0.5mmの楕円形で、淡黄色をしている。キャベツでは比較的かたまって産みつけられているが、ダイコンやハクサイでは葉脈に沿って1個ずつ産みつけられることが多い。幼虫は黄褐色、緑食、赤褐色、暗緑色などで、発育すると体長10mmぐらいになる。蛹は体長約6mmで糸をつづった粗い網目状の繭の中におり、被害葉の葉裏などに見られる。蛹の体色は変化があり、周囲の色に近い色に変わる。

○発生生態
島根県内全域に発生し、沿岸部では年10〜12回発生する。休眠しないので、冬でも成虫、幼虫、蛹が見られる。横田町などの山間部では越冬は不明である。沿岸部ではとくに5〜6月に発生が多く、夏に発生が少ない。しかし山間部では夏に発生がもっとも多くなる。
雌成虫の総産卵数は100〜200個、25℃での発育期間は卵が2日、幼虫が約10日、蛹が約4日であり、5〜6月には卵から成虫まで20〜25日間である。




お問い合わせ先

農業技術センター

島根県農業技術センター
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 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
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