（トルコギキョウ、スターチス、アスター、キク、ワスレナグサ、チューリップ、ヒマワリ）

○１．灰色かび病

　本病菌は多犯性で多くの花に病気をおこす。花、葉、茎に発生し、多湿時には、病斑上に淡灰褐色、粉状のかびが叢生する。

　左、中：トルコギキョウ（大田市、1998.5)、右：トルコギキョウ（大東町、1994.6）

　スターチス（1997.4）

　アスター（赤来町、1993.6)

　ヒマワリ（松江市、2011.4）

○２．菌核病（キク、ワスレナグサ）
本病菌も灰色かび病菌と同様多犯性の病害で多くの花に病気をおこす。柔らかい組織に発生し、後に黒色でネズミの糞状の菌核が形成される。

○３．リゾクトニア属菌による病害（チューリップ葉腐病、スターチス株腐病）
本菌は土壌伝染性の病原菌で多犯性の病原菌とされているが、最近の研究から病原性、培養型の異なるグループの集まり（菌群）に分けられるとされている。

○外部リンク日本植物病名データベース

• トルコギギョウ灰色かび病（外部サイト）
• スターチス灰色かび病（外部サイト）
• アスター灰色かび病（外部サイト）
• キク菌核病（外部サイト）
• チューリップ葉腐病（外部サイト）
• スターチス株腐病（外部サイト）