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知事トピックス(2012年3月分)  

 

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第2期竹島問題研究会「最終報告書」が提出されました

◇3月27日(火)県庁301会議室

下條座長から報告書を受け取る知事委員と意見交換する知事

 

 島根県竹島問題研究会(座長・下條正男拓殖大学教授)が、平成21年から取り組んできた第2期研究の最終報告書が知事に提出されました。

 下條座長は、今回の報告書の内容について「韓国側の主張に対応できる十分な内容となっている。また、併せて作成した中学生向け竹島学習リーフレットを活用した教育が進めば、子ども達の理解が一層深まる」と話されました。

 知事は、研究会のこれまでの精力的な活動と成果にあらためて感謝の言葉を述べるとともに、報告書を政府機関をはじめ大学や研究機関に広く配布するとともに、ホームページにも掲載して、広く周知を図っていきたいと話しました。また、委員との意見交換後、記者団に対し、いずれ第3期の竹島問題研究会を立ち上げ、一層、研究活動を推進したいと語りました。

 

 

(株)コミュニティ・クリエイションと工場等の立地に関する覚書の調印

◇3月27日(火)県庁301会議室

調印の様子調印後の関係者の握手

 

 松江発のプログラミング言語「Ruby(ルビー)」を活用し、システムを開発する株式会社コミュニティ・クリエイション(本社:東京都三鷹市)が、松江市内での事業所新設を決定され、同社、県、松江市の三者で立地計画に関する覚書の調印式が行われました。

 同社は、三鷹市の第三セクター・株式会社まちづくり三鷹のIT事業部門が独立する形で平成21年に設立。Rubyで開発した図書館システム、施設予約システム、子育てねっと支援システム等を自治体向けに提供することで業績を拡大してこられました。

 今回の計画は、自社で取り組んでこられた図書館システムが松江市で採択されたことを契機に、Rubyでの開発実績の多い松江市にシステム開発拠点を新設されるものです。

 調印式に出席した佐藤弘人(さとうひろと)社長は「IT産業を通じて地域の発展に貢献したい」とあいさつされ、知事は「地元松江市とともに出来る限りの支援をしたい」と述べました。

 

松江だんだん道路(西尾IC〜松江JCT)開通式に出席しました

◇3月24日(土)松江市内

テープカットを行う関係者祝辞を述べる知事

 

 一般国道485号「松江だんだん道路」の西尾インターチェンジから松江ジャンクションの間(2.6km)が開通し、午後3時からの一般車両の通行を前に開通式と祝賀行事が行われました。

 西尾インターチェンジで行われた祝賀行事では、関係者がテープカットやくす玉割りで開通を祝いました。

 松江市立女子高等学校の体育館で行われた開通式には、地元選出国会議員、国土交通省、松江市長、地元関係者の皆さんなど約300人の関係者が出席。知事は「松江市街地の渋滞緩和、災害や緊急時の避難路や迂回路として効果のみならず、宍道湖・中海圏域の発展に大いに寄与するものと期待している」と祝辞を述べました。

 

中国横断道尾道松江線(三刀屋木次IC〜吉田掛合IC)開通式に出席

◇3月24日(土)雲南市内

テープカットを行う関係者祝辞を述べる知事

 

 中国横断自動車道・尾道松江線の三刀屋木次インターチェンジから吉田掛合インターチェンジ間の12.3kmが午後4時に開通しました。開通に先立ち、知事や地元選出国会議員、国土交通省、雲南市長、地元関係者など約200名が出席のもと祝賀行事が盛大に開催されました。

 

「島根総合発展計画」第2次実施計画の答申がありました

◇ 3月23日(金) 県庁知事室

山本会長から答申を受け取る知事答申後の意見交換の様子

 

 島根総合開発審議会の山本廣基会長、春日順子副会長から、知事へ「島根総合発展計画」第2次実施計画の答申がありました。

 山本会長は、「昨日4回目の審議会では、活発な意見が出されました。ぜひ計画を推進していってもらいたい」と話されました。

 知事は、「県民の方に分かりやすく施策を説明し、理解していただくことが大切。この計画を施策に活かし、実施状況をフォローアップしていきたい」と述べました。 

 

(株)日創と工場等の立地に関する覚書の調印を行いました

◇ 3月23日(金) 県庁301会議

立地計画書を交付する知事関係者の握手

 

 板金機械などの製造を行う株式会社日創(本社:兵庫県尼崎市)が、松江市東長江町の朝日ヒルズ工業団地内への工場進出を決定され、同社、県、松江市の三者で立地計画に関する覚書の調印式が行われました。

 同社は、昭和62年に設立され、体育館等の金属屋根壁を製作する機械の製造を主な事業とし、業績を拡大して来られました。今回は、受注増などで本社工場が手狭になったことや、中長期的な人材育成の足掛かりとするため松江市に進出されるもので、今後3年間で15名の雇用増が計画されています。

 調印式に出席した二見社長は「真面目で勤勉、素直な県民性はものづくりに適している。地域の雇用に貢献し、将来は松江を生産拠点にしたい」とあいさつされ、知事は「地元松江市とともに出来る限りの支援をしたい」と述べました。 

 

島根県総合開発審議会に出席しました

◇ 3月22日(木) 松江市内

審議会であいさつする知事審議の様子

 

 平成20年3月に策定した「島根総合発展計画」の「第2次実施計画」策定に関して、今年度第4回目となる島根県総合開発審議会が松江市の県民会館で開催されました。
 島根総合発展計画は、概ね10年を見通した計画として、平成20年の3月に作成され、今年度末に第1次の実施計画期間が終了します。そこで、平成24年度から27年度までの第2次実施計画を策定するため、知事が同審議会に諮問していたものです。
 審議会では、計画の答申案や、ダイジェスト版について多くの意見が出されました。
 審議会に出席した知事は、「計画に基づき、施策を着実に実行することにより、県民の豊かな生活や暮らしが築かれるよう努めたい」と述べました。
 島根総合発展計画の第2次実施計画は、本日の審議会の意見を踏まえ、溝口知事に答申される予定です。

 

松尾副知事の退任式に出席しました

◇ 3月21日(水) 県庁

退任する松尾副知事と握手する知事職員に見送られる松尾副知事

 

 2期8年を務め、任期満了を迎えた松尾秀孝副知事の退任式が行われました。

 副知事は、講堂で約200人を職員を前にあいさつ。「少子高齢化や安全・安心対策など課題は多いが、現場の意見によく聞き、新しいことにも積極的にチャレンジして活力のある島根の実現を果たしてほしい」とメッセージを送りました。

 知事は、「県職員時代からほぼ半世紀、県政に尽力していただいた。穏やかで円満な人柄で庁内外の人望も厚かった」と

感謝を述べました。

 

「しまねコンテンツ産業振興アドバイザー」の委嘱を行いしました

◇ 3月21日(水) 県庁知事室

委嘱状交付後の懇談風景記念撮影の様子

 

 平成23年度に創設した「しまねコンテンツ産業振興アドバイザー」に、車載器向け音楽配信サービスなどを手掛けるメディアラグ株式会社(東京都)代表取締役の藤井雅俊氏を委嘱しました。

 藤井氏には、地域財産コンテンツを活用するプロデューサーの立場で、県内コンテンツ産業がどういったメディアにどのようにアプローチしてビジネスを作り出すかなど、県やコンテンツ産業に対しての助言を期待しています。

 知事から委嘱状を受け取った藤井氏は、スマートフォンやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及拡大で「情報の伝え方の手段、方法が変わってきている」と話され、新しい情報通信手段に対応できる人材育成の必要性を説明されました。

 

創作市民演劇「異伝ヤマタノオロチ」を鑑賞しました

◇ 3月18日(日) 雲南市内

出演者の皆さんと懇談する知事

 

 創作市民演劇「異伝ヤマタノオロチ」を鑑賞しました。
 この演劇は、演劇による人づくりやまちづくりを目指して結成された「雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会」により、「古事記編さん1300年」に合わせ「ヤマタノオロチ伝説」をモチーフとして創作され、公募による一般市民約50名によって演じられました。
 演劇終了後、知事は出演者の皆さんと懇談し、「核心に迫る演技で観客が釘付けになっているのが感じられ、とても楽しませていただいた。これからも公演を重ねてほしい」と激励しました。
 また、今年9月には、古事記の語り部・稗田阿礼の出身地である奈良県大和郡山市においてもこの演劇が披露されることになっており、知事は「大和郡山市とも古事記を共通のテーマとした交流を深めてほしい」と話しました。

 

 

(写真)出演者の皆さんと懇談する知事

 

平成23年度島根県文化奨励賞の受賞者を決定しました

◇ 3月15日(木) 県庁知事室

県文化奨励賞贈呈の様子贈呈式後の記念撮影

 

 県内において芸術文化の分野で高い水準の創作や発表活動を続け、将来の活躍を期待できる団体などに対して、知事が表彰する島根県文化奨励賞の受賞者が決定し、安来市の「出雲尼子を興す会」と益田市の「島根邦楽集団」のそれぞれ代表者に対し、県文化奨励賞を贈呈しました。
 出雲尼子を興す会は、尼子氏をはじめとする地元の歴史文化など地域資源を活用した町づくりに取り組んでこられ、特に小中学校での歴史教室の開催や鎧かぶと作りの体験などが、「ふるさと教育」に通じる大変意義深い活動として評価されました。また、島根邦楽集団は、邦楽の家元制度や流派を越えて結成された集団で、結成以来、島根県における邦楽の普及・発展に寄与する活動を続けておられ、特に平成23年に開催した東西交流演奏会では、松江市で活動する7つの邦楽団と共演したほか、江津市民混声合唱団や山陰フィル弦楽アンサンブルのメンバーとも共演するなど、東西をつなぐ全県域での活動をされたことが高く評価されました。
 授与後、知事は受賞されたみなさんから日頃の活動の様子をお聞きし、今後ますます活動を盛んに続けていただくようお願いしました。

 

平成23年度しまね建築・住宅コンクールの表彰式を行いました

◇ 3月15日(木) 松江市内

表彰式の様子式典会場の様子

 

 平成23年度しまね建築・住宅コンクール表彰式を行い、障がい者の通所施設として、通所者がスタッフとして働くレストランを併設した「ワークくわの木江津事業所」など建築物9件、「入間交流センターを舞台に広がる都市交流活動」など住生活に関する活動4件が受賞し、賞状と副賞の銘板を贈呈しました。

 しまね建築・住宅コンクールは、平成19年度から県内の優良な住宅や建築物の整備事例、活動事例を募集し、特に優れたものを表彰して、モデル例として広く県民に紹介しています。

 授与後、知事は受賞された皆さんから、住宅の住み心地や活動の様子をお聞きし、「県内にこのような住宅や活動が増えていくよう期待しています」と述べました。

 

神々の国しまね実行委員会を開催しました

◇ 3月14日(水) 松江市内

あいさつする知事実行委員会の様子

 

 神々の国しまね実行委員会が松江市内で開催され、平成23年度事業報告や平成24年度事業計画などについて、審議が行われました。

 実行委員会会長を務める知事は、あいさつの中で、今年7月21日から出雲大社周辺を主会場に開催される「神話博しまね」をはじめ県内外でさまざまな催しが予定されていることにふれ、「それらを通じて、島根の「神話ブランド」を定着させ、将来に向けて「島根」そのもののブランドイメージを高めていきたい。また、観光客を温かくおもてなしする観光地を目指して、県民の皆さんと一緒になって取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。

 

環境保全功労者知事感謝状贈呈式を行いました

◇ 3月13日(火) 県庁知事室

懇談の様子感謝状贈呈式後の記念撮影

 

 平成23年度の環境保全功労者知事感謝状贈呈式を行いました。

 環境保全功労者は、環境保全に関し特に顕著な功績のあった方々に対して毎年度感謝状を贈呈しているもので、今年度は、出雲市の福代明正さん、益田市の盆小原利男さん、大田市立北三瓶小学校、浜田地域環境サークルの2人と2団体に対して贈呈しました。

 贈呈式後の懇談では、不法投棄防止パトロール、ゴミの減量化や再資源化の活動、オキナグサの保全活動、環境講演会やエコ・クッキング教室の開催など、皆さんがそれぞれ日頃取り組んでおられる内容について、お話しをうかがいました。

 知事は、「皆さんとてもいい活動をしておられますね。今後も環境保護活動が盛んになるようよろしくお願いします」と述べ、皆さんの今後の活動に期待を寄せました。

 

「県民いきいき活動奨励賞」表彰式を行いました

◇ 3月12日(月) 県庁知事室

表彰式の様子表彰式後の記念撮影

 

 平成23年度県民いきいき活動奨励賞の表彰式を行い、住民手作りの総合文芸誌を発行している「生馬文芸会(会長:山根克彦さん)」など12団体に県民いきいき活動奨励賞を授与しました。
 「県民いきいき活動奨励賞」は、地域でさまざまな社会貢献活動に取り組まれている方々の励みにしていただくとともに、島根県における社会貢献活動がさらに活性化するよう、平成17年度から特に先駆的な活動や社会貢献度の高い活動に対して授与しています。
 表彰式の後、受賞者のみなさん一人一人から活動の様子をうかがった知事は、「皆さんは社会貢献活動の推進に大きく寄与していただいています。県民いきいき活動が県内各地で広がっていくよう県としても努力します」と述べました。

 

錦織良成さんが新作映画「渾身」の完成報告のため知事を訪問されました

◇ 3月9日(金) 県庁知事室

握手を交わす錦織監督と知事歓談する錦織監督と知事

 

 島根県出身の映画監督、錦織良成さんによる隠岐を舞台とする新作映画「渾身(こんしん)」(製作/出雲ピクチャーズ)がこのほど完成し、知事に完成報告がありました。

 錦織監督の作品で島根を扱った映画は今回で4作目で、新作「渾身」は、川上健一氏の同名小説を基にし、隠岐で20年に一度開かれる古典相撲から家族の絆を描き出した作品です。

 錦織監督は、「古典相撲の魅力だけでなく、隠岐の風土や人情の素晴らしさが出た作品になった」と力説。今年7月から始まる「神話博しまね」の時期に合わせてPRを進めていくことも伝えられました。

 報告を受けた知事は、「映画を観た人は隠岐にいってみたくなるのでは。我々も一緒になってPRしていきたい」と話しました。

 

「古事記編さん1300年」記念フォーラムに出席しました

◇ 3月4日(日) 出雲市内

会場の様子あいさつする知事

 

 「古事記」が編さんされてから1300年を記念して出雲市のうらら館において開催したフォーラム「古事記が語る出雲神話

〜よみがえる はじまりの物語〜」(主催:神々の国しまね実行委員会)に出席しました。    

 このフォーラムは、「神話博しまね」の開催を控え、古代出雲の歴史や神話への興味関心を深めていただくために開催したもので、約600人の出席がありました。

 主催者を代表してあいさつした知事は、「県内には素晴らしい観光資源が数多く残っている。こうした観光資源に磨きをかけ、多くの方々に島根の良さを知ってもらいたい。そして今年の7月から開催される『神話博しまね』を皆さんと一緒になって

盛り上げていきたい」と述べました。

 また、フォーラムでは劇団幻影舞台による「黄泉比良坂」の朗読劇や、八雲立つ風土記の丘所長・本間恵美子さんによる

古事記の解説、作家の荒俣宏さんによる基調講演などが催されました。また、会場内のロビーでは、古事記にゆかりの深い長野、福井、奈良、兵庫、鳥取、宮崎、島根の7県の観光ブースによるPRなども行われました。

劇団幻影舞台による朗読劇 八雲立つ風土記の丘本間所長による古事記の解説作家 荒俣宏さんによる基調講演

 



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