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10.温湿度管理

5)果粒肥大期


満開後30日頃の果粒は、生育期間を通じて最も高温に対する抵抗力が弱いので、昼温には特に注意する。表9-4は、昼温が果粒肥大に及ぼす影響をみたものである。果粒肥大は、20〜25℃で優れ、30℃以上の高温では劣る傾向がある。この時期は外気温が高くなり、晴天日のハウス内はすぐに30℃以上になるので、換気を徹底して行い30℃以上にならないようにする。
開花後から果粒軟化期までの夜温が果粒肥大に及ぼす影響は、20℃で最も果粒肥大が優れ、それより低い温度では劣る傾向がある。また、夜温が高いほど熟期促進効果があることから、果粒肥大期の夜温は、肥大や熟期の促進をねらい18〜20℃で管理する。
この時期の湿度は、病気の発生を抑えるとともに新梢の遅伸びを抑えて果粒肥大を促進させるため50%程度で管理する。

 

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