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歯周病唾液検査

島根県では事業所に歯科健診を普及を図るため、島根県歯科医師会と島根県環境保健公社と協力し、歯周病唾液検査の実施体制を整備しました。

 

歯周病唾液検査のお問い合わせは、

  • 公益財団法島根県環境保健公社

健診事業推進0852−24−0038

または

  • 一般社団法島根県歯科医師0852−24−2725

 

1.歯周病とは

 

○歯周病菌の感染により歯肉や歯槽骨を傷害する病気です。

○普段は、歯肉が赤く腫れ、軽く出血しますが、自覚症状はありません

○知らない間に歯と歯肉の境に歯周ポケットが形成され、歯周病菌がポケット内で増殖します。

○また、急性炎症を起こすと、歯肉に膿が貯まり、大きく腫れ、痛みが出ることがあります。進行すると歯槽骨が吸収し、歯がぐらぐらします。

糖尿病や心臓・血管系疾患の管理や進行に影響を与えるので、歯周病を早期発見・早期治療することが重要です。

歯周病のしくみの図解

 

2.働き盛りの歯や口腔の状況

 

○抜歯の原因となった歯の病気について、最も多かったのが「歯周病」42%、次いで「むし歯」32%、「歯の破折」11%でした。(公益財団法人8020推進財団調査)

○市町村の成人歯科健診を受けた県民約5,000人の歯周病の状況は、29歳以下、30歳代では40%以上に歯石が認められ、40歳代から歯周病になっている者の割合が増えており、40歳代41.9%、50歳代49.8%でした。(「島根県市町村歯科保健評価表」より)

 

歯周病の有病状況

 

 

3.歯を残すことの重要性〜歯の数が多いと医療費が少ない!

 

65歳以上の人を対象に、歯の数と医科と歯科の1か月の医療費の関係を調べたところ、歯の数が少ないほど医科の医療費が高く、歯の数0〜4本の人は20本以上の人と比較して、医科医療費が約1万円高いことがわかりました。(香川県調査)

働き盛りのときから歯周病を予防し、多くの歯を残すことで医療費を少なくすることができます。歯周病の早期発見・早期治療のため、職場で歯科健診を行いましょう

歯の数と医療費の関係

 

4.歯周病唾液検査とは

 

学校で行う歯科健診を除くと成人になってからは歯科健診を受ける機会がほとんどありません。そこで歯周病検査を簡単にできないか?ということで開発された検査です。

 

(1)検査項目

 

歯周病唾液検査は、唾液中のヘモグロビン(Hb)と乳酸脱水素酵素(LDH)を測定するものです。

唾液検査項目

 

(2)検査結果の見方

 

「Hb(ヘモグロビン)値2(μg/ml)以上」または「LDH(乳酸脱水素酵素)値350(U/l)以上」が「要精密検査」です。

 

○この検査は、検査を行った時点での歯周病の活動性をはかるスクリーニング検査です。
○検査結果が「要精密検査」の場合は、歯科医院を受診し、歯周病検査、レントゲン検査などにより精密検査を受けていただきます。

 

(3)検査の流れ

 

検査キットには次の物品が入っており、説明書に従い、受診者本人が家庭や職場で唾液を取ります。

1.提出用袋

2.無糖ガム

3.コップ

4.スポイド

5.透明容器(液体入り)

6.黄色容器

7.氏名ラベル(2枚)

8.説明書

(検査キット)

唾液採取キット

 

(唾液採取方法)

唾液採取方法

(例)一般定期健康診断やがん検診と併せて行う場合

(検査の前日)

  • 就寝前に歯磨きをします。

(検査の当日)

  • 自宅で起床直後唾液を採取します。
  • 午前中に健診受付に唾液を採取した検査キットを提出します。

  • 保冷剤入りクーラーボックスに検査セットを保管しておきます。
  • 検査機関がクーラーボックスを回収します。

  • 検査機関でHb、LDHを測定

(検査後1週間程度)

  • 検査機関から個人結果通知【検査結果報告書】が届きます。

 

5.歯周病唾液検査の感度

 

歯周病の重症度が上がるにともない、検査陽性率が上がります。また、特異度は100%、敏感度は73.0%とスクリーングとしては良好な検査です。

 

特異度=陰性のものを正しく陰性と判定する確率

敏感度=陽性のものを正しく陽性と判定する確率

唾液検査感度

 


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お問い合わせ先

健康推進課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
(事務所は松江市殿町2番地 島根県庁第2分庁舎3階にあります)
・疾病療養支援グループ(被爆者対策、肝炎医療費助成、ハンセン病対策、調理師・栄養士免許など)0852-22-5329
・難病支援グループ(特定疾患、小児慢性特定疾患など)0852-22-5267
・健康増進グループ(食育、歯科保健、生活習慣病予防、たばこ対策、健康増進など)0852-22-5255
・子育て包括支援スタッフ(母子保健、不妊治療費助成など)0852-22-6130
・医療保険第1グループ(国民健康保険)0852-22-5268
・医療保険第2グループ(保険医療機関及び保険薬局の指導など)0852-22-5624
・がん対策推進室(がん対策の推進及び総合調整)0852-22-6701
FAX 0852-22-6328
Eメール kenkosuishin@pref.shimane.lg.jp