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国府まつりに参加しました

 10月21日(日)に、秋晴れの下、松江市大草町にある史跡出雲国府跡で「国府まつり」が開催されました。

 今年は出雲国府跡の発掘調査50周年となる節目の年で、三人組バンド「バンジマシテ」さんのステージや、コーラスグループ「ピチカート」さんによる歌唱がありました。

 地元の野菜やお米の販売コーナーや、フードコーナー(ラーメン、ソフトクリーム、出雲ネギ焼きなど10種)があり、とても賑やかな会場でした。

 今年はちびっ子がたくさん来場していて、火起こし、勾玉づくり、弓矢での射的にチャレンジしては歓声をあげていました。

 我々、埋蔵文化財調査センターもイベントに参加して、発掘調査中の出雲国府跡から出土した瓦や硯など役所に特有な遺物を中心に展示をしました。

 また、発掘調査現場の公開を2回行い50名の方が参加されました。参加された方は説明を興味津々に聞かれ、調査担当者に様々な質問をされていました。

 お昼には名物の「国府汁」が来場者に無料で配られ、我々もおいしくいただきました。

 いろいろなイベントと、おいしい食べ物に満ちあふれた、気持ちのいい秋の一日でした。

 

開会挨拶

【画像】調査課長(のぼりの下)からご挨拶

説明状況1

【画像】調査担当から調査状況の説明

説明状況2

【画像】説明「脇殿のものの可能性がある柱穴が・・・」

展示状況

【画像】出土遺物と写真パネルの展示も行いました。

 

 

 

シコノ谷遺跡の調査を進めています。

松江市朝酌町のシコノ谷遺跡の調査の様子をご報告します。

調査区全景

【画像】調査区の様子

現在の地表面より2~3m下からは縄文時代を中心とした遺物が多量に出土しています。

(遺物については改めてご報告します)

suisenn

【画像】水洗の様子

遺物を多量に含む箇所から掘った土はジェットホースで水洗しています。

遺物の

【画像】遺物の取り上げ作業

きれいになった石などに遺物が紛れていますので、

注意深く取り上げ作業を行っています。

またまた中上ll遺跡に壁新聞を掲示しました。

出雲市東神西町の中上II遺跡では今日も発掘調査を進めています。

このところ涼しくなり、発掘日和の毎日が続いています。

先日遺跡の外壁に壁新聞の最新号(PDFデータ)を掲示しました。

壁新聞3号

これまでの壁新聞は文字と写真が重なり見にくかったとの指摘があり、

今号では改善してみました。いかがでしょうか。

出雲湖陵道路建設予定地の遺跡で壁新聞を掲示しています

出雲市の中上ll遺跡発掘調査現場では、遺跡の調査状況を壁新聞にまとめて掲示しています(PDFデータ)。

掲示状況1

【画像1】掲示状況

掲示状況2

【画像2】掲示状況近景

調査の実施にあたっては今回ご紹介した「壁新聞」や従来から各発掘調査事務所で発行している「現場便り」などを通じ、

遺跡の近隣住民の皆様にわかりやすい情報発信を心がけています。



お問い合わせ先

埋蔵文化財調査センター

〒690-0131 島根県松江市打出町33番地
【電話】0852-36-8608
【FAX】0852-36-8025
【Eメール】maibun@pref.shimane.lg.jp