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住宅瑕疵担保責任の履行確保方法について

 住宅瑕疵担保責任の履行を確保する方法は、「保証金の供託」又は「保険への加入」の2つの方法があります。新築住宅の売り主等は、いずれかの方法により瑕疵担保責任の履行を確保しなければなりませんが、履行の確保の方法は新築住宅ごとに選択可能ですので、たとえばA住宅については保証金の供託による資力確保、B住宅については保険への加入による資力確保という方法を採ることも可能です。

保証金の供託

 

 保証金の供託によって瑕疵担保責任の履行を確保するためには、基準日における新築住宅の供給戸数に応じて算定された金額を供託書に供託する必要があります。

資力確保方法「供託」イメージ

補償金の供託額

 供託金額は、新築住宅の引き渡し戸数により変化します。具体的には、次の表に掲げる数字を次の計算式に当てはめて算定します。

 

 供託金額=引き渡し住宅戸数×引き渡し戸数に応じ乗ずる額+引き渡し戸数に応じて加える額

(表)

 

引渡戸数の合計

戸数に乗ずる額

加える額

1戸以下

2,000万円

0円

1戸超10戸以下

200万円

1,800万円

10戸超50戸以下

80万円

3,000万円

50戸超100戸以下

60万円

4,000万円

100戸超500戸以下

10万円

9,000万円

500戸超1000戸以下

8万円

1億円

1000戸超5000戸以下

4万円

1億4,000万円

5000戸超1万戸以下

2万円

2億4,000万円

1万戸超2万戸以下

1万9,000円

2億5,000万円

10

2万戸超3万戸以下

1万8,000円

2億7,000万円

11

3万戸超4万戸以下

1万7,000円

3億円

12

4万戸超5万戸以下

1万6,000円

3億4,000万円

13

5万戸超10万戸以下

1万5,000円

3億9,000万円

14

10万戸超20万戸以下

1万4,000円

4億9,000万円

15

20万戸超30万戸以下

1万3,000円

6億9,000万円

16

30万戸超

1万2,000円

9億9,000万円

 

《計算例》

例130戸の場合…30戸×80万円+3,000万円=5,400万円

例2500戸の場合…500戸×10万円+9,000万円=1億4,000万円

 

※算定式に基づき算定した金額が120億円を超える場合は、120億円となります。

※55平米以下の住宅は、2戸をもって1戸と数えます。

 

保険への加入

 保険へ加入することにより瑕疵担保責任の履行を確保する場合は、保険に加入しようとする新築住宅に対し、国土交通大臣が指定した保険法人(現在6法人)の審査を受けた上で加入する必要があります。

瑕疵担保責任確保「保険」イメージ
(保険法人一覧)

保険法人名(50音順)

電話

ホームページ

(株)住宅あんしん保証 03−3516−6333 http://www.j-anshin.co.jp/(外部サイト)
(財)住宅保証機構 03−3584−6631 http://www.how.or.jp/(外部サイト)
(株)日本住宅保証検査機構 03−3635−3655 http://www.jio-kensa.co.jp/(外部サイト)
(株)ハウスジーメン 03−5408−8486 http://www.house-gmen.com/(外部サイト)
ハウスプラス住宅保証(株) 03−5777−1835 http://www.houseplus.co.jp/(外部サイト)

その他の事項


お問い合わせ先

建築住宅課