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山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会’22が開催されました

 がんばろうの様子

 山陰道(安来〜益田)の沿線市等で組織する山陰自動車道(安来〜益田)建設促進期成同盟会主催の「山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会’22」が、9月18日(日)に江津市(江津市総合市民センター)で開催されました。

 昨年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により開催が見送られましたが、今回は、座席間隔の確保や会場内の換気、マスク、消毒の徹底といった新型コロナウイルス感染対策を万全に行い、2年ぶりの開催となり、青木参議院議員や舞立参議院議員、三浦参議院議員、丸山知事をはじめとした来賓及び一般参加者約500人が、山陰道の早期整備を強力に進めるため一致団結しました。

 冒頭、主催者である同盟会会長の楫野大田市長が「高規格道路ネットワークを存分に活用し、活力にあふれた地域づくりを、そして、いかなる災害や緊急時においても命を守る安心安全な社会基盤の一役を担う山陰道の早期整備を目指し活動を推進していきたい。」と力強く訴えられました。

 続いて行われた基調講演では、独立行政法人住宅金融支援機構の毛利信二氏が『高速道路が変える地域社会・人口減少下のインフラ整備』と題し、高速道路の整備効果を昨年、出雲市多伎町で発生した地すべり災害時に山陰道が国道9号の代替路として機能した事例や各地のストック効果事例を交えて説明され、人口減少下においても地域へのインフラ投資が必要と講話いただきました。

 また、意見発表では、若女食品株式会社の住田真一社長から、「ビジネスにおいてスピードが重要。山陰道の開通によりビジネスのスピードが上がり、より遠方のお客様とのビジネスにも繋がる。また、災害時においても、リスク回避としてその力を存分に発揮してくれると期待している。」という意見をいただきました。

 大会最後には、同盟会副会長である山本益田市長が読み上げた決議文が採択され、同じく同盟会副会長の久保田浜田市長が山陰道全線開通に向けて「がんばろう」を三唱し締めくくりました。

 

会長あいさつ

楫野弘和大田市長/山陰自動車道(安来〜益田)建設促進期成同盟会会長

kajino

 

来賓あいさつ

青木一彦参議院議員

aoki

 

舞立昇治参議院議員

maitachi

 

三浦靖参議院議員

miiura

 

丸山達也島根県知事

chiji

 

講演

講演者:独立行政法人住宅金融支援機構毛利信二様

演題:高速道路が変える地域社会・人口減少下のインフラ整備

 

mouri

 

意見発表

発表者:若女食品株式会社代表取締役社長住田真一様

テーマ:「山陰道」が繋ぐ「山陰の食」~全国そして世界を笑顔に~

 

sumita

 

大会決議文

1.高規格道路ネットワークの構築は、国が国民に等しく保障すべき基礎的サービスであるとの基本に立ち、整備の遅れに強い危機感を持つ地方の声に応え、全国のミッシングリンクの解消に必要となる予算の総額を確保し、山陰道を早期に全線開通させること。

 

2.現在事業中である「出雲・湖陵道路」、「湖陵・多伎道路」、「大田・静間道路」、「静間・仁摩道路」、「福光・浅利道路」、「三隅・益田道路」、「益田西道路」、「益田・田万川道路」について、着実に事業を推進し、1日も早い完成を目指すこと。

 

3.高規格道路本来の効果を発揮できるよう、未着手区間の早期事業着手を図ること。特に「益田道路(久城~高津間)」については、浸水による道路ネットワーク途絶の懸念があり、交通事故・渋滞などの課題もあるため、早期事業着手を図ること。

 

4.暫定2車線区間における高規格道路の安全性、信頼性向上のため、4車線化事業中区間の着実な推進と「高速道路における安全・安心基本計画」に位置付けられた優先整備区間の早期事業化を図ること。

5.国土強靱化に資する、災害に強い道路ネットワークの整備や広域的かつ機動的な危機管理体制を確保するため、地方整備局の人員確保など組織体制の充実を図り、山陰道はもとより、現国道9号及び国道191号についても、引き続き国が責任を持って適切に整備、管理すること。

6.防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を着実に実施するための予算を確保し、整備の遅れている地域へ重点的に配分することに加え、5か年加速化対策後も継続的で確実な予算を通常予算とは別枠で確保し、長期的・安定的な道路整備に取り組むこと。


お問い合わせ先

高速道路推進課

〒690-8501 島根県松江市殿町8番地(県庁南庁舎6階)
Tel 0852-22-6570
Fax 0852-22-5190
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