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鷲ヶ峰や大満寺山周辺などで複雑な混生林が見られる要因

 大満寺山や鷲ヶ峰に北方系あるいは亜高山の植物群落が見られ、林床にはツシマナナカマドやオキシャクナゲなど見られる。全体的にはスダジイ、アカガシ、ウラジロガシなどの照葉樹林の中に北方系の針葉樹が生育している感じである。

 しかし、それだけではなく、冷温帯落葉広葉樹林(リョウブ、イヌシデ、ウリハダカエデ、イタヤカエデなど)中間温帯林、亜高山下部林など複雑に入り混じり非常に複雑で不思議な様相といえる。

 これらの大きな要因として暖流の影響が大きいと思われます、冬は温暖になり、夏は本土内陸部より涼しくなることにより、温帯寒帯の植物が生き残れたと思われます。

 

海流図面

 

 北からの遺存種

北上分布図

 


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