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 名前が<ト>ではじまる植物の解説

トキワイカリソウ(メギ科)
春に可憐な花をつけ、その花の形が船の錨に似ていることから、この名前がつけられました。海岸部でも、山間部の山すそでもよく見られますが、海岸部の花の色は白く、山間部のものは赤紫色と色が違います。古くから強壮薬草として知られ、乾燥して粉末にしたものか煎じたものを飲むとよいなどと言われています。
トキワイカリソウ
トキワガキ(カキノキ科)
葉の繁っている季節には全くわかりませんが、冬によく捜せば見つかるでしょう。トキワガキを漢字で書くと常磐柿で、その名の通り常緑のカキです。雌雄異株で、秋の終わりころに黄色に熟した直径1.5〜2cmの球型の実をつけます。この実は、やがて暗褐色に変色します。実は渋くて食べられません。

ドクダミ(ドクダミ科)
生薬として大変有名な多年草です。心臓の形をしている葉と茎は、特有の強い臭いがあります。煎じ薬は、高血圧予防、利尿薬として今もよく使われています。化膿、はれもの、キズには新鮮な葉を洗ってよくもみ、患部に貼るとよいでしょう。初夏に花を咲かせますが、4枚の花びらのように見えるのは、葉が変形した苞葉と呼ばれるものです。その上の長さ1〜3cmの花穂に、多数の細かい花を咲かせます。
ドクダミ
トチノキ(トチノキ科)
適湿な肥よく土を好む渓谷林の代表的な樹木のひとつで、大きなものは高さ25m、直径2にもなります。葉は、5〜7枚の小葉が集まって1枚の葉になっています。中心の葉は大きく、外側に行くにしたがって葉は小さくなっています。5〜6月ごろ白色で基部に淡紅色の斑のある円錐形の花をつけます。材は、淡い黄褐色で板目が美しく、柔らかで加工しやすいので彫刻、漆器の木地、家具などに使われます。秋にはクリの実によく似た実をつけます。トチの実には苦みがあるので、食用にするには堅い皮をむき、細かく刻んだものを毎日水を換えながら10〜15日間水にさらし、木灰を入れた温湯でつけて、さらに水にさらす必要があります。
トチノキ
トベラ(トベラ科)
海岸に多く生育している植物です。島根県では、日御碕などで最も普通に見られる低木ですが、立久恵峡などの山間部でも見られます。4〜6月に枝先によい香りのする多数の白い花をつけ、1cmぐらいの球形の実を結びます。果実は、成熟すると3片に割れ、アズキ粒大の赤い種子が顔をのぞかせます。果実には、独特の臭気があり、小鳥たちはそれを好んでよくついばみます。枝葉や根には独特の悪臭があり、焼くとひどい臭いが立ちこめます。別名トビラノキといい、大晦日の夜に枝を扉にさしておくと、悪疫が追い払えると伝えられています。
トベラ

トリカブトの仲間(キンポウゲ科)
キンポウゲ科の植物で美しい花をつけます。多くのトリカブトの根にはアコニチンという成分があり、わずか3〜4mgで人を死なせる強い毒を含んでいます。民間薬の本に、痛み止めとして大変よくきくとありますが、素人が使うのは危険です。


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