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都賀本郷宮の杜

  • 所在地

美郷町都賀本郷(地図【マップonしまね(外部サイト)】

 

  • 交通案内

1.自動車

国道375号と県道55号邑南飯南線との赤い橋のある交差点から、国道を都賀本郷方面(大田方面)へ少し進み、

右折するとすぐ右手に松尾山八幡宮がある。駐車場数台分あり。

2.公共交通

(1)JR:JR三江線石見都賀駅下車、徒歩10分。1日4往復朝夕のみ。

(2)バス:美郷町営バス粕渕都賀線、また三次駅より運行しているが便数は少ない。

 

  • 地域概要

 松尾山八幡宮は、町の中心部を貫流する江の川を眼下に見下ろす都賀本郷の高台に鎮座する。また対岸には陰陽の二大勢力、毛利軍と尼子軍が激突した要路城跡がある。1540年〜1542年まで江の川を挟んで攻防が繰り返され、尼子軍は敗退し毛利軍の勢力圏となった。要路城は元就の石見路計略の末端最重要拠点でもあった。

 この松尾山八幡宮は、元亀2年(1571)毛利一族の口羽春良公が宇佐八幡宮より勧請したものである。祭神は誉田別命、息長足姫命、玉依姫命の三柱である。また、境内地には若宮神社、淡島神社、大元神社、金屋子神社、稲荷神社、厳島神社、金刀比羅神社等が鎮座する。こうした境内神社が多いのも一つの特徴であろう。

 また、10月の第3土曜には例大祭が行われ御神幸、楽打、神楽、竹灯籠点灯や露店等が並び大変に賑わう。

 この境内地や神社林の中を自然観察路として階段や参道を整備し、参拝も兼ねて散策できる散策道ができている。境内地や神社林のため照葉樹林が主である。アカガシ、ムクロジ、モミ、サルスベリ等の巨木があり、アカガシは胸高直径1mのものが7本ある。

 動物ではキツネ、タヌキ、イノシシ、イタチ、テン、ムササビ等が生息している。イタチ、テン、ムササビは、立木の穴で姿を見かける。鳥類ではアカゲラ、メジロ、ウグイス、フクロウ等が生息している。

 近くには小学校、中学校、養護老人ホーム、保育所等があり、遠足や写生大会、自然観察会、散歩コースにと自然観察への理解も高まり大変喜ばれている。なお、これらの維持管理については宮の杜を守る会、老人会、養護老人ホーム、子供会等多くの皆さんのボランティア活動に支えられ守られている。

 

みんなで守る郷土の自然看板 松尾山八幡宮1 松尾山八幡宮2

 

都賀本郷宮の杜の案内図

 

(平成29年11月更新)


お問い合わせ先

自然環境課

島根県庁 自然環境課   〒690-8501   島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
   Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係)
           0852-22-5348/6433(自然公園施設係)
   0852-22-5347/6377/6516(自然保護係)
           0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係)
   Fax:0852-26-2142
   E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表)
                 shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)