中国自然歩道「石見銀山コース」
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 先月「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産に登録されました! 石見銀山といえば、龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)や代官所跡などが有名ですが、更に魅力を探るコースをご紹介しましょう。 
 当時、銀や生活物資を運んだ道「石見銀山街道」のひとつ「温泉津沖泊道」に沿って、大森町から温泉津港まで続く「中国自然歩道」です。 
 この道は、大森町の代官所跡から始まり、古い町並みを抜け、「龍源寺間歩」を通り過ぎたあたりから山道へと入ります。 
 この先の峠を、「降露坂(ごうろざか)」と呼びます。道端の草花を観察したり、野鳥の声に耳を傾けたりしながら、ゆっくりと登りましょう。 
 温泉津町の清水集落には「金柄杓(かなびしゃく)井戸」があります。ここの湧き水は「島根の名水百選」にも選定されていますので、乾いた喉を潤してください。 
 さらに進むと、苔むした石畳や「松山の道標」があり、当時の面影を感じることができます。 
 銀の街と海を結ぶ街道は、当時多くの人が行き来したのでしょう。そんな時代に思いをはせながら、ゆっくりとお楽しみください。 
 全長約15km(約5時間)の山道です。時間に余裕を持ち、山歩きのできる服装と靴で、水筒とお弁当もお忘れなく。 
 ※途中、車道や町並みを通る区間は案内標識に従って進んでください。 
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 石見銀山は、環境配慮型の鉱山運営がなされていたそうです。石見銀山へお越しの際は、環境に配慮してお楽しみください。 
 
 石見銀山街道と地図  | 
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 島根県の中国自然歩道は、全12コースからなっています。 今回ご紹介いたしました「石見銀山コース」をはじめ、特に見所の多い区間をご紹介していますので、併せてご覧ください。 
 石見銀山に関する情報や各種リンクはこちらをご覧ください。 
 
 石見銀山周辺には、自然の魅力に触れあえる「三瓶自然館サヒメル」や縄文時代の埋没林を発掘したままの状態で見ることのできる「埋没林公園」などがあります。是非地域全体をお楽しみ下さい。 
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りびえーる平成19年8月26日掲載
お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課   
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(事務室は、松江市殿町128番地 東庁舎3階にあります)
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   Fax:0852-26-2142
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