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とびっくす〜島根の海と魚のトピックス〜

「とびっくす」は島根の海や魚、漁業に関する情報や緊急速報、水産技術センターの研究成果などについての情報誌です。(なお、発行は不定期となります。)

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関連リンク:トビウオ通信(漁海況情報誌)

■最新号

No.102(令和3年11月)令和3年度秋季ヤマトシジミ資源量調査結果

 水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。

 令和3年10月7・8・9日に実施した調査の結果、ヤマトシジミの資源量は約3万6千3百トン、608億個が生息していると推定されました。

 昨年秋季(3万9千トン)、本年春季調査結果(約3万8千4百トン)から大きな変化はありませんが、殻長12mm未満の小型貝の減少がみられ、今後の資源への影響が懸念されます。

 

(全文はこちらです。PDF形式、1,024KB)

 

■バックナンバー(No.71以降)

「とびっくす」のバックナンバー(No.51以降)です。全文(PDF)を見るにはタイトルもしくは「全文はこちら」のリンクをクリックして下さい。

バックナンバーNo.1〜No.50はこちらをご覧下さい

バックナンバーNo.51〜No.70はこちらをご覧ください

No.71(平成26年5月)マイワシ資源が回復?H9年以降で最高の漁獲

島根県におけるマイワシの漁獲量は、平成7年から激減していましたが、平成25年は平成9年以降で最高となる3万5千トンの漁獲量となり、復調の兆しを見せています。日本海側の主要漁港(境港)と太平洋側の主要漁港(銚子港)とのマイワシの水揚げを比較したところ、銚子港の漁獲量が多ければ、境港の漁獲量も多くなる傾向が見られました。また、太平洋側のマイワシ漁獲量の変動から、日本海側のマイワシ漁期を予測できる可能性が示唆されました。今年は、島根県ではまだマイワシが漁獲されていないものの、太平洋側では3月頃から水揚げが増加していることから、今後の動向が期待されます。

全文はこちらです。PDF形式、578KB)

No.72(平成27年5月)美味しいマサバが連日水揚げ!

4月後半以降、浜田港の地元まき網船団は毎回数十トンのマサバを水揚げしています。

マサバの旬は一般的に脂がのっているとされる秋ですが、浜田のマサバは春に脂が乗ることをご存知でしょうか?今回水揚げされているマサバは“脂の乗り”が良好で、脂質含量がほぼすべての個体で10%を超えており、食べ方によっては“脂の乗り”を十分感じられるレベルに達していました。また漁場が入港まで1~2時間と近いこともあって漁獲物の鮮度は極めて良いものでした。

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No.73(平成27年5月)ゴギの生息状況調査を開始

中国地方の源流域に生息するイワナの亜種であるゴギの生息状況調査について紹介します。ゴギ(またはコギ)は主に島根県の河川に生息しています。渓流釣りの対象魚として人気も高い一方で、生息環境の悪化等による減少が危惧されています。現状を把握するため平成25年からホシザキグリーン財団の委託により、ゴギの生息状況調査を開始したところ、ゴギが厳しい環境に置かれている様子が確認されました。

全文はこちらです。PDF形式;354KB)

No.74(平成27年8月)美味しいホンモロコが地域の特産品に!

水産技術センターでは、県内の水産加工事業者等の支援を目的として、原料特性の把握、加工技術や販売促進に関する技術情報の提供まで幅広い対応を行なっています。今回は事業者が養殖した「ホンモロコ」の販路拡大を目指し、味の良さを引き出すための鮮度特性の把握から加工品開発まで幅広い支援を実施した事例について紹介します。

全文はこちらです。PDF形式;243KB)

No.75(平成27年11月)世界初!浜田沖で発見されたダイオウイカ

日本沿岸で初めて(世界でも初めて)発見されたダイオウイカ若体(じゃくたい)3個体のうち浜田市沖合で捕獲された2個体について、発見時の経緯やそれらがダイオウイカの若体であると判明し、学術論文に記載された経緯について紹介します。

全文はこちらです。PDF形式、385KB)

No.76沖底ムシガレイ(みずがれい)の高鮮度化(平成27年11月)

浜田地域の沖合底びき網漁船(沖底)の大規模修繕(リシップ)の目玉に、新たに設置した冷海水供給装置による漁獲物の高鮮度化があります。そこで、沖底の主要魚種のうち、鮮度落ちが早いムシガレイ(みずがれい)をモデルとし、鮮度の向上に取り組みました。その結果、刺身等の生食でも十分可能な「高鮮度魚」として、沖底の当たらな新商品の出荷が可能になりました。また、10月30日には仲買業者向けの試食会が開催され、「高鮮度魚」の品質の良さを確認してもらうとともに、流通段階における鮮度管理のポイントについて解説し、理解を深めて頂きました。

(全文はこちらからです。PDF形式、348KB)

No.77藻場の繁茂状況調査を開始(平成28年2月)

「藻場」とは、沿岸の岩盤において海藻が繁茂している場所のことを指し、私たちの食料や磯根資源(サザエ・アワビ・ウニなど)の餌となる等、海洋生態系にとって重要な役割を担っています。近年、全国的に「磯焼け」と呼ばれる藻場の減少が問題となっており、本県でも磯焼けが懸念されるようになりました。

 そこで、水産技術センターでは平成26年より県内における藻場の実態、藻場の減少要因を把握する為の調査を実施しています。聞き取り調査により、県内の一部地区を除く殆どの地区で藻場の減少を確認し、また現地調査では、県内4地区でドローンや魚群探知機を用いて藻場の分布状況や繁茂状況のモニタリング等を行っています。

全文はこちらからです。PDF形式、944KB)

No.78どんちっちアジの水揚げが本格化!(平成28年6月)

 浜田市の「浜田市水産物ブランド化戦略会議」では4〜9月に浜田で水揚げされた脂の乗ったマアジを"どんちっちアジ"と定め、ブランド化の取り組みを行ってきました。"どんちっちアジ"は浜田のブランド魚として世に送り出されて今年で13シーズン目になり、その評価は着実に高まっています。
今年は「どんちっちアジ」の水揚げが好調で、6月中旬には合計650tを超えました。本号では「どんちっちアジ」のブランドの維持に不可欠な脂質の測定にまつわるお話しやトレーサビリティについて特集しました。

全文はこちらからです。PDF形式、263KB)

 

No.79本格生産開始!新ブランド「沖獲れ一番」

 浜田市の沖合底びき網(沖底)においては、平成26年度より全船で「高鮮度化」を目指した取り組みが始まり、漁業者をはじめ関係者の方々の懸命な努力と、冷海水による冷やし込み等の適切な鮮度管理手法の確立により、漁獲物の鮮度が飛躍的に向上しました。

この鮮度抜群の魚をもっと多くの人に味わってもらおうと、新ブランド「沖獲れ一番」が誕生しました。「沖獲れ一番」は沖底の漁獲物の中でも、市場出荷前日に獲れ、定められた手順で処理した魚に与えられるブランドで、水産技術センターの鮮度調査による鮮度規格も定められています。

本文はこちらをご覧下さい(PDF,693KB))

No.80(平成29年5月)流れ藻の大量漂着

5月上旬以降、県西部や県東部の島根半島の各地で海岸に大量の海藻が漂着しています。

海藻の種類はアカモクと考えられますが、県内のものではなくかなり遠方から漂着したものと思われます。島根半島の各地では定置網に多量に入網し、中には網に堆積した海藻の重みで破網する被害も出ています。このアカモクの大量漂着は平成27年以降継続した現象となっています。

本文はこちら(PDF,621KB))

No.81(平成29年12月)平成 29 年秋季ヤマトシジミ資源量調査

水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。平成29年10月20日および26日に実施した調査の結果では、ヤマトシジミの資源量は約6万9千トン、1,376億個が生息していると推定され、平成9年以降の秋季平均値(5万1千トン)の1.4倍と非常に高い水準となりました。

本文はこちら(PDF,202KB))

No.82(平成30年2月)まき網漁獲物の付加価値向上を目指して

 浜田漁港を拠点とするまき網は、漁場が漁港から近く漁獲物は海水氷に入れられて適切に温度管理されています。そのため比較的鮮度落ちが早いとされるマサバ小型魚も極めて高鮮度な状態で水揚げされています。水産技術センターでは、この高鮮度なマサバを使って缶詰・出汁などの加工品を試作しました。試作した缶詰に含まれるイノシン酸(うま味成分)の量は市販の水煮缶の2.5倍で、旨みの豊富な缶詰ができました。また試作した出汁は、一般的な削り節や鰹節のほぼ2倍のイノシン酸が含まれていました。これらの結果を受け、民間による加工品の生産も始まる予定です。

本文はこちら(PDF,255KB))

No.83(平成30年6月)どんちっちアジの水揚げ好調

 「浜田市水産物ブランド化戦略会議」では、今年も「どんちっちアジ」のブランド化の取り組みを行っています。今年は4月10日に初水揚げされ、6月5日時点で累計約600トンと水揚げ好調です。また、脂の乗りも非常によく、20%を超えるアジもみられています。

 ブランド化の推進に大きく貢献した脂質測定器の販売中止により代替機開発が喫緊の課題でしたが、H26年からの基礎研究の結果、代替機開発の目途がつきました。今後は代替機の実用化に向けて、早い時期での完成を目指して取り組んでいきます。

本文はこちら(PDF,405KB))

No.84(平成30年7月)平成30年度春季ヤマトシジミ資源量調査結果

「浜田水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。平成30年6月20日および22日に実施した調査の結果では、ヤマトシジミの資源量は約7万2千トン、1,285億個が生息していると推定され、平成10年以降の春季平均値(3万9千トン)の1.8倍と非常に高い水準となりました。

本文はこちら(PDF,225KB))

No.85(平成30年9月)海況システムの紹介

 近年、日本近海の海洋環境は目まぐるしく変化しており、そこに生息する生物にも大きな影響を与えています。これまで水産技術センターでは、関係機関と協力して、島根県の海の状況を把握するシステムを開発してきました。今回は、特に島根県近海の海況情報を手軽に知ることのできる4つのシステムについて紹介します。各システムは水産技術センターHPに掲載していますので、是非アクセスしてみて下さい。

・定置水温システム

・海のお天気(海況図)

・リアルタイム急潮予測システム

・島根県版DREAMS(海流・水温予測システム)

本文はこちら(PDF,1089KB))

No.86(平成30年11月)H30年度秋季ヤマトシジミ資源量調査結果

 水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。平成30年10月15日および16日に実施した調査の結果では、ヤマトシジミの資源量は約3万2千トン、536億個が生息していると推定され、平成10年以降の秋季平均値(5万2千トン)の62%と低水準でした。

本文はこちらです。PDF形式、947KB)

No.87(平成31年3月)アカアマダイの資源動向から

 島根県にとって重要な水産資源であるアカアマダイについて、水産技術センターでは資源変動要因の解明に向けた調査を実施しています。

 資源調査で最も基本的なことは、漁獲物の年齢構成を把握することです。その年齢を調べる方法として、頭部にある耳石(じせき)にできる輪紋(りんもん)もを観察する方法があります。この観察結果と漁獲統計データからAge-Length-Key(年齢と体長との関係を示す指標)を作成することができ、島根県で漁獲されるアカアマダイの年齢構成を把握することができようになりました。
今後はさらに研究を続けて、アカアマダイ資源を高い水準で管理するための資源管理方策を提言する予定です。

本文はこちらです。PDF形式781KB)

No.88(平成31年3月)どんちっちアジ8年間のアーカイブ

[今回の内容]

 浜田市水産物ブランド化戦略会議では、「どんちっちアジ」のブランド化の取り組みを行っています。出荷時に発行される出荷証明書のデータについて、平成23年から8年間のデータをとりまとめました。

「どんちっちアジ」の取組は単価にも反映されています。過去8年間においては、まき網で漁獲された「通常のマアジ」より約1.6倍(最大2.7倍)の高単価で取引されています。また、「どんちっちアジ」の出荷が開始された平成16年以降、「通常のマアジ」の単価も上昇傾向が見られました。

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No.89(令和元年7月)令和元年度春季ヤマトシジミ資源等調査結果

[今回の内容]

 水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。

令和元年6月4~6日に実施した調査の結果では、ヤマトシジミの資源量は約1万9千トン、965億個が生息していると推定され、平成30年秋季調査と比べ約1万3千トン減少しましたが、個体数は約430億個増加しました。

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No.90(令和元年8月)天然ワカメの高密度ストック技術

[今回の内容]

 近年、隠岐では天然ワカメの需要の高まりから漁獲量が増加しています。収穫されたワカメは主に塩蔵加工されており、鮮度のよい収穫直後のワカメでは、ボイルすると鮮やかな緑色となりますが、収穫して時間が経ってからボイルすると緑色にならず、褐色に変化(褐変)し、商品価値が低下することが問題となっています。

 そこで、H30年冬から隠岐の島町のワカメ加工業者((有)かみや)、島根県隠岐支庁水産局、松江土建(株)と共同で収穫後のワカメを生のままで保存しても褐変しないための技術開発試験を行いました。その結果、高濃度酸素海水を用いると共に水温制御することで天然ワカメを生の状態でストックする技術を開発しました。今後この技術が活用され、ワカメ加工が安定的に行われることが期待されます。

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No.91(令和元年11月)令和元年度秋季ヤマトシジミ資源量調査

[今回の内容]

 水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。

 令和元年10月16・21日に実施した調査の結果では、ヤマトシジミの資源量は約6万4千トン、1,440億個が生息していると推定され、令和元年春季調査と比べ重量で約4万5千トン、個体数で475億個増加しました。

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No.92(令和2年3月)2019年の海況トピック

今回は2019年を振り返り、今年の海況トピックや珍魚について総括します。

 

 ・2019年における島根県の水温経過

 ・日本海でサルパが大量発生

 ・大型クラゲが10年ぶりに大量発生

 ・浮魚類の不漁について

 ・ケンサキイカの不漁について

 ・2019年に獲れた珍しい生物

 

本文はこちらです。PDF形式1,076KB)

 

No.93(令和2年6月)”熟成魚”による高品質化

 畜産分野では“熟成肉”が知られていますが、水産分野においても“熟成魚”の技術が注目されています。そこで、島根県水産技術センターでは、熟成魚を作る技術「津本式究極の血抜き」(以下「津本式」)の公認技師を招へいし、漁業者や水産流通業者を対象とした講習会を開催するとともに「津本式」の効果を実証するためマサバを対象とした試験を行いました。

 講習会では公認技師の佐久間氏による座学と実演が行われ、参加者との活発な質疑や情報交換が行われました。マサバを用いた試験では、うま味成分であるイノシン酸の減少ならびに鮮度指標であるK値の上昇を抑える効果が明らかになるとともに、生菌数や魚臭さを抑える効果が認められました。

 今後は、漁業者や水産流通業者等による魚の高品質化の取り組みを支援していきたいと考えています。

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No.94(令和2年7月)令和2年度春季ヤマトシジミ資源量調査結果

 水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。

 令和2年6月9・10日に実施した調査の結果では、ヤマトシジミの資源量は約3万4千トン、927億個が生息していると推定され、令和元年秋季調査と比べ重量で約3万トン、個体数で513億個減少しました。

 

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No.95(令和2年11月)サルボウガイ人工種苗の大量生産技術の開発

 サルボウガイは、中海周辺の地域では「赤貝」の名で古くから親しまれ、「殻蒸し」など冬の味覚として欠かせない食材となっています。

水産技術センターでは、中海の漁業関係者の皆さんとともに、平成24年度から養殖試験の取組みを開始しました。

 これまで種苗の安定供給や付着物対策等の養殖技術に関する課題解決に向けた研究を行ってきましたが、このたび、サルボウガイの人工種苗の大量生産技術を確立することができましたのでその概要を紹介します。

 

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No.96(令和2年12月)令和2年度秋季ヤマトシジミ資源量調査結果

 水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。

令和2年10月26・27・29日に実施した調査の結果、資源量全体では調査が始まった平成9年以降の資源重量の平均値5万2千トンの約8割、漁獲対象である殻長17mm以上では平成14年に開始した殻長別秋季資源量の過去18年平均値(1万7千4百トン)とほぼ同じでした。

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No.97(令和3年3月)新たな脂質測定器がついに完成!!

 島根県を代表するブランド魚で脂質含有量が平均10%以上のマアジである「どんちっちアジ」は、水揚げされたマアジを脂質測定器で測定し、脂質含有量を一般公開することでブランド価値を高めてきました。しかし、これまで使用してきた脂質測定器が生産中止となったため、平成26年から(株)オプトメカトロ(静岡県浜松市)と共同で新しい脂質測定器の開発を行い、このたび遂に完成しました。

 本器は、小型軽量で測定精度も高く、端末にデータを残すことができるなど利便性も大きく向上しています。現在、本器では、マアジ、マサバ、アカムツ(ノドグロ)、マアナゴ、切り身(白身用)の脂質含有量を測定することが可能で、今年の4月から“どんちっちアジ”の判別に用いられる予定です。

 今後は、新たな脂質測定器を活用した魚介類のブランド化が図られるよう情報提供や技術支援を行っていきたいと考えています。

全文はこちらです。PDF形式、547KB)

 

No.98(令和3年5月)定置漁具の被害防止のため潮流等観測ブイを設置

水産技術センターでは県内の定置漁業経営体と協力して潮流等のリアルタイム観測体制を整備しました。

 

県内3ヵ所の定置網付近にユビキタスブイ※1を設置し、当センターのホームページで観測したデータを、リアルタイムで確認することが可能となりました。

この観測データを活用することにより、定置漁業特有の課題である急潮2による漁具破損を未然に防ぐことが可能となり、漁業経営の安定化に繋がることが期待されます。

1漁場の流向・流速・水温を連続観測する機器を搭載した直径約1mのブイ

2低気圧の通過によって発生する強い潮流

 

本文はこちらです。PDF形式、567KB)

No.99(令和3年6月)沖合でケンサキイカ豊漁、今後のイカ釣りに期待

 浜田漁港を基地とする沖合底びき網漁業(沖底)が操業する沖合漁場では、今年(2021年)に入ってケンサキイカが豊漁となりました。その漁獲量は277トン(2021年1月~4月)で、前年の6.3倍、過去10年間の平均の4.6倍となりました。また、統計データが揃う1998年以降では最高値を記録しました。
ケンサキイカの沖合漁場での漁獲動向と沿岸漁場での漁獲動向に関連があると考えられていることから、県内のイカ釣り漁業でのケンサキイカ漁獲量(5月~7月)と、沖底1ヶ統あたりのケンサキイカ漁獲量(2月~4月)との関係を調べました。その結果、2月~4月の沖底での漁獲が好調であれば、5月~7月の県内イカ釣り漁業でも好調になる関係が示されました。2021年2月~4月の沖底1ヶ統あたりのケンサキイカ漁獲量は64トンで、過去10年間の平均(11トン)を大きく上回りました。この関係性から考えると、今後、5~7月の主漁場である沿岸漁場でのイカ釣り漁業の漁模様は好調に推移することが期待できそうです。

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No.100(令和3年7月)令和3年度春季ヤマトシジミ資源量調査結果

 水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。

 令和3年6月8・9・10日に実施した調査の結果、ヤマトシジミの資源量は約3万8千トン、865億個が生息していると推定されました。この結果は令和2年秋季調査結果(約3万9千トン)とほとんど変わりなく、昨年春季(3万4千トン)と比べてもほぼ同水準でした。

 

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No.101(令和3年10月)AI技術を用いた藻場モニタリングの取組

 水産技術センターでは、島根県内における藻場の実態、減少要因を把握することを目的にモニタリング調査(ドローンによる空撮調査、潜水による藻場の目視調査)を行っています。

 今回、AI技術を用いた新たな藻場モニタリング手法の開発に着手しましたので、その概要を紹介します。

 

全文はこちらです。PDF形式、1002KB)

 

 


お問い合わせ先

水産技術センター

島根県水産技術センター(代表)
〒697-0051 浜田市瀬戸ヶ島町 25-1
TEL.0855-22-1720 FAX.0855-23-2079 E-Mail: suigi@pref.shimane.lg.jp