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「しまねの森林」フォトコンテスト

島根県の恵み、豊かな自然、緑豊かな森林を撮ろう!!

 

島根県の森林・林業総合情報誌「しまねの森林」では、林業や森づくり活動、緑豊かな森林、豊かな自然の魅力を広く理解していただくために、

2006年からフォトコンテストを開催しています。

◆2023「しまねの森林」フォトコンテスト作品募集

■募集テーマ「しまねの森林と木材」

 島根県の「伐って・使って・植えて・育てる」循環型林業を象徴する風景、県民参加による森づくり、森と人とのふれあい、県産木材を使った建築物や木材製品、木材と人とのふれあいなど、あなたが見つけた「しまねの森林」や「木材の魅力」を写真に撮ってご応募ください。

新型コロナウイルス感染予防のため、各都道府県において県境をまたぐ往来の自粛要請が出されている期間は、来県での写真撮影はお控えいただきますようお願いします。なお、自粛要請に沿わず撮影されたものと認められる場合、当該作品は表彰の対象外とさせていただきますのでご了承願います。

 

■表彰

・最優秀1点(賞状・賞金3万円)

・優秀2点(賞状・賞金1万円)

・審査委員特別1点(賞状・図書カード5千円)

4点(賞状・図書カード5千円)

 ※1応募者につき受賞は1点とします。

 

■応募締切

 令和5年7月31日(月)当日消印有効

 

■応募・お問い合わせ先

 「しまねの森林」発行委員会事務局

 〒690-8501島根県松江市殿町1番地

 島根県林業課林政企画グループTEL0852-22-5170

 

2023「しまねの森林」フォトコンテスト募集要項(PDF:2,270KB)

 

◆2022「しまねの森林」フォトコンテスト入賞作品

毎年恒例の『しまねの森林』フォトコンテスト。テーマを「しまねの森林と木材」として作品の募集を行いました。

令和3年11月から令和4年7月までの募集期間に、県内外の31名の方から72点の応募がありました。

たくさんのご応募ありがとうございました!!

それでは、その中から選ばれた入賞作品8点を発表します。

最優秀賞

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手の入った森

「手の入った森」(安来市)

真砂昇平さん

 

○受賞者コメント

車で走っている時、枝打ち、間伐され手入れのされている森林を見つけ中に分け入ると実にすがすがしく、寝っ転がり天を仰ぎ撮影、その後深呼吸。

気持ちの良かったことを覚えています。この度はありがとうございました。

 

▼審査委員長コメント

枝打ちの跡も観察できる針葉樹林、下から上に真っ直ぐ伸びた樹林の梢は一点に集まり見る人の気持ちをも引き寄せる効果があります。木々の美しさを最大限に引き出した着眼点を評価しました。

優秀賞

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森林と食の共存

重機伐採

「森林と食の共存(雲南市

村川香織さん

○受賞者コメント

この森林は古代から今へと続く食との共存を感じさせる静寂な空間でした。

 

▼審査委員長コメント

樹林とほだ木のハーモニーが素晴らしい。美しく清々しい作品になりました。

「重機伐採」(津和野町

 来栖旬男さん

○受賞者コメント

整備された美しい山林の中で重機が見事に伐木・集積などする様は感動でした。受賞出来て大変うれしいです。

 

▼審査委員長コメント

杉林の機械による伐採の様子を身近に感じさせる作品です。重機による効率の良い作業は、一般には見る機会が少ない現場です。長さの揃った木の切り口も、機械ならではの鋭さがあり、伐採現場を上手く捉えた作品です。

 

審査委員特別賞

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雪舞う森林

「雪舞う森林」(雲南市)

門脇正晃さん

○受賞者コメント

雪の舞う森林に、一瞬の日差しが差し込み、若木の姿を浮かび上がらせました。

 

▼審査委員長コメント

山陰の雪はダンベラ雪(牡丹雪)が多い。小さい雪同士が付着しながら降る雪で、絵の中や版画にもしばしば登場します。すっくと立つ杉の若木に、寄り添うように生えているのは、西日本に存在する野生種のビワの木でしょうか。音のない世界の美しい作品です。

入選

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憩いの団 大樹の力

「憩いの団(大田市

矢田光さん

○受賞者コメント

林業の迫力を肌で感じた一方で、木に腰を下ろして揃って談笑する様子が印象的でした。入選に選んでいただき嬉しく思います。

 

▼審査委員長コメント

伐採したばかりの木材に腰を下ろし、話し合いをする作業員の方々。憩いといえども危険を伴う作業の合間、後ろ姿の三人も、正面の二人も、緊張感を保持したままで、話し合いに臨んでいる様子がうかがえます。

「大樹の力」(雲南市)

 村川節秀さん

○受賞者コメント

龍頭ヶ滝に向う時には思わなかったけど、帰る途中に見上げる大木は、地球の大きさと強さを感じました。

 

▼審査委員長コメント

杉の老大木が並ぶこの地は、雲南市掛合町に在って、周囲には照葉樹林も広がり、さらに落差40mにも及ぶ龍頭ヶ瀧も存在する県立自然公園です。この階段は滝に続く道、杉の巨木群を生かした迫力ある作品になりました。

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人々共に94年

 

 

桜シャワー

「人々と共に94年」(松江市

竹下朗さん

○受賞者コメント

諸手船神事の祭礼の様子です。社の梁や柱がとても立派なので驚きました。建てられてから 94 年間もの長きにわたり拝殿を支えていることを知り、一本一本の木の生命力や力強さを感じさせられました。

 

▼審査委員長コメント

美保神社拝殿修繕工事の落慶の模様でしょう。 94 年の時を経て、柱と梁の一部が交換された様子が見て取れます。揃いの裃を着け、居並ぶのは氏子の皆様方でしょうか。歴史を感じさせる貴重なひとコマです。

 

「桜シャワー」(益田市

道信啓子さん

○受賞者コメント

桜が降りそそぐ下に花好きな母は森林浴を一杯に浴び酔いしれていました。

 

▼審査委員長コメント

山の麓の一群の桜と菜の花、ここは世俗を離れた別天地のように思われます。人物の配置も、また表情もよく草木共に春を謳歌している楽しい作品です。

講評

 この一年、カメラを手にして街中を歩く人の姿を、めっきり見かけなくなって、各種コンテストに応募する件数も減り、

中には中止を余儀なくされたコンテストも多いと聞きます。しまねの森林フォトコンテストの応募数は昨年並みでありま

したが、中には芸術性の高い作品も見受けられ、今後が楽しみです。

 幸いにも、森や山の植物にはコロナの触手が及びません。四季を通して安心して向き合える相手です。森に親しむ機会

を増やし、カメラを友として歩きたいと思う仲秋です。

 

 「しまねの森林(もり)」フォトコンテスト審査委員長

 日本写真協会会成相吉堯


お問い合わせ先

林業課

【問い合わせ先】
  島根県 農林水産部 林業課
    〒690-8501 島根県松江市殿町1番地  FAX 0852-26-2144
 ・林政企画グループ                        TEL 0852-22-5158・5163
 ・水と緑の森づくりグループ            TEL 0852-22-6003・5166・5161
 ・森林組合・担い手育成グループ     TEL 0852-22-5104・5159
 ・林業普及スタッフ                             TEL 0852-22-5162・5153
 ・木材振興室                                     TEL 0852-22-5168・6749
    E-mail
    林業課(木材振興室除く)ringyo@pref.shimane.lg.jp
    木材振興室      mokuzai-shinkou@pref.shimane.lg.jp

   島根県緑化センター(管理スタッフ)
 〒699-0406 島根県松江市宍道町佐々布3575
 TEL 0852-66-3005  FAX 0852-66-3296
 E-mail ryokkasen@pref.shimane.lg.jp