産地創生事業費補助金
持続可能な活力ある農林水産業を実現するためには、特色ある生産・販売が拡大することで新たな担い手が安定的に加わり、継続発展していく産地を育成することが必要です。そこで、ニーズを捉えて産地の強みを活かした商品企画・開発や販売に取り組むマーケットインの考え方により、一次加工、直接販売、海外輸出等のモデル性を持ち産地が継続発展するための仕組みを構築することに対して集中的に支援する事業です。
交付要綱(申請様式)
- 産地創生事業費補助金交付要綱(PDF形式、412KB)
- 申請様式(EXCEL形式、170KB)
令和2年度に採択した産地創生事業の進捗状況について
- 概要(PDF形式、177KB)
- 構想別の進捗状況と令和2年度末実績(PDF形式、218KB)
令和3年度産地創生事業の採択について
昨年度創設した「産地創生事業」について、新たに以下の構想を採択しました。
今回採択した構想は、
・県内でも特徴のある品目の産地化を進め、それぞれの品目の強みを活かした商品開発や販路開拓を目指すなど、独自性の高い販路拡大を進めながら、
・新規参入者の研修体制整備や生産方式の転換を図り、
・生産拡大と担い手の確保について体系的に整理・計画されていることから、
今後の本県農林水産業のモデルとなる取組と判断しました。
採択構想は、以下のとおりです。(概要はこちら)
市町村 | 構想名 |
---|---|
出雲市 | 「島根アジサイ」を核に自立拡大する鉢花産地 ~販売・技術開発・担い手育成を包括的に行う法人を設立し、産地の発展を目指す~ |
隠岐圏域 | 4町村連携による「隠岐牛」としての産地づくり ~隠岐牛の特長を活かした繁殖素牛の産地づくり:肥育素牛産地からの転換~ |
津和野町 |
首都圏の飲食店を中心とした安定取引によるわさびの産地拡大 ~津和野わさびの「売り」を活かした販路拡大と新たな栽培方式の導入による安定経営の実現~ |
津和野町 | 業務用事業者との安定取引を柱とする山菜産地の拡大強化 ~高級料理店やECサイトなど多様な販路拡大による産地の発展~ |
【参考】
「産地創生事業」は、各々の地域の強みを活かし、どんな品目を、どう付加価値をつけ、どういう売り方をするかといったマーケットインの発想をベースに、
(1)産地の生産額(販売額)が増加する
(2)産地に新たな担い手(新規就農者等)が継続的に参入するということを、つながりを持って戦略的に実践しようとする構想を重点的に支援するものです。
加えて、一次加工、直接販売、海外輸出、地産地消、未利用資源の開発等、後継産地が発展を目指す上でのモデルとなるような成功事例の創出を重視しています。
令和2年度産地創生事業の採択(第2回申請追加分)について
今年度創設した「産地創生事業」について、新たに以下の構想を採択しました。
今回採択した構想は、
・契約的取引の拡大や実需者と連携して進める産地化の取組など、ターゲットを明確にした販路拡大を起点としながら、
・それに向けた生産や流通体制の整備を進め、
・生産の拡大及び新規就農者の確保までの道筋が体系立てて整理・計画されており、今後の本県農林水産業のモデルとなる取組と判断しました。
採択構想は、以下のとおりです。(概要はこちら)
市町村 | 構想名 |
---|---|
飯南町 | 担い手農業者と町内福祉施設との協働による物流改善と販路の多角化 |
雲南市 | 加工事業者と一体で進める山椒の産地化 |
令和2年度産地創生事業の採択(第2回申請分)について
今年度創設した「産地創生事業」について、10月に以下の構想を採択しました。
今回採択した2件は、
・生協や学校給食との契約取引、加工品の開発など、ターゲットを明確にした販路拡大を起点としながら、
・それに向けた生産や加工体制の整備を進め、
・生産の拡大及び新規就農者の安定的な確保までの道筋が体系立てて整理・計画されており、今後の本県農林水産業のモデルとなる取組と判断しました。
採択構想は、以下のとおりです。(概要はこちら)
市町村 | 構想名 |
---|---|
浜田市 | 子育て世代や高齢者向けに有機野菜の冷凍食品を開発 ~有機冷凍葉物野菜の販売拡大による産地の活性化~ |
出雲市 | 生協・学校給食との契約取引を核とした周年生産の拡大 ~「神々の国出雲しいたけ」一大産地化の展開~ |
令和2年度産地創生事業の採択(第1回申請分)について
今年度創設した「産地創生事業」について、6月に以下の構想を採択しました。
「産地創生事業」は、各々の地域の強みを活かし、どんな品目を、どう付加価値をつけ、どういう売り方をするかといったマーケットインの発想をベースに、
1.産地の生産額(販売額)が増加する
2.産地に新たな担い手(新規就農者等)が継続的に参入する
ということを、つながりを持って戦略的に実践しようとする構想を重点的に支援するものです。
加えて、一次加工、直接販売、海外輸出、地産地消、未利用資源の開発等、後継産地が発展を目指す上でのモデルとなるような成功事例の創出を重視しています。
今回採択した4件は、
・首都圏への新たな取引、輸出の拡大、地産地消の推進など、ターゲットを明確にした販路拡大を起点としながら、
・それに向けた生産や流通体制の整備、全国に先駆けた新技術・新品種の導入を進め、
・生産の拡大及び新規就農者の安定的な確保までの道筋が体系立って整理・計画されており、今後の本県農林水産業のモデルとなる取組と判断しました。
第1回目の採択構想は、以下のとおりです。(概要はこちら)
市町村 | 構想名 |
---|---|
邑南町 | 神紅による中山間地域 “ひとづくり・ものづくり・まちづくり” |
大田市 | 地域けん引肥育農場を核とした石見銀山和牛の生産強化 |
隠岐圏域 |
隠岐圏域をマーケットに水田園芸産地を確立 |
海士町 | 若い世代にとって漁業を魅力ある仕事に! |
お問い合わせ先
産地支援課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-5131 FAX:0852-22-6036 Mail:sanchishien@pref.shimane.lg.jp