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「もっと恋しよ縁むすぶどうプロジェクト」がぶどう祭りでPR

 

「もっと恋しよ縁むすぶどうPJ」は、平成30年11月に策定された「ぶどう産地活性化プラン」の実現に向けて、1~2週間に1回のペースで各種企画の協議を重ねていますが、この活動の一環として6月16日に島根ワイナリーの「ぶどう祭り」で出雲ぶどうのPR活動を実施しました。

当日は、プロジェクトメンバーによる、ぶどうに関する○×クイズ、デラウェア1房の重量当て、粒数当てなどが行われました。

また、6月の3週目はデラウェアの出荷最盛期となるため、父の日のギフトとしてのデラウェアが定着することを目指し、デラウェアの販売とともに、父の日用メッセージカードの頒布が行われました。

さらに、新規就農相談コーナーの設置や、14日に開催されたぶどう部会品評会で入賞した2kg箱入りのデラウェアの展示も行われました。

新たな企画ということもあって、告知方法などに関して、来年に向けた課題も見つかり、来年は、より一層、充実したイベントとなるよう検討していきます。

今後、「もっと恋しよ縁むすぶどうPJ」では、出雲ぶどうの認知度アップに向け、ぶどう祭りなどのイベント用のスイーツの開発も計画しています。

当普及部では、今後も県内外における出雲ぶどうの認知度アップを後押しするとともに、消費拡大等、産地再生に係わる様々な取り組みを支援していきます。新規就農相談コーナー

 

斐川町集落営農組合連絡協議会が第25回通常総会を開催

 はじめに、協議会会長から、異常気象が続く中で、基本技術を励行する農業を行うことが大事であり、斐川町の水田面積の6割を担うこの協議会が一つの方向を向いて、世界に打って出られる農業に取り組みたいとの力強い決意表明がありました。

 また、JAしまね斐川地区本部の本部長からは、JA全体で取扱額増加を目指して事業をすすめており、スマート農業やGAPの取り組みを支援する体制をとり、全国に発信できるような成果や普及を期待しているとのあいさつがありました。

 この協議会は38組織で構成されており、大規模な法人から、10ha規模の営農組織まで様々な経営体が加入しています。通常総会には、構成する38組織の組合長だけではなく、各組織2~3名の出席があり、総勢120名の参加者により盛大に開催されました。

 今年度の事業計画には、後継者育成・事業継承に向けた活動とともに、斐川地域の農業・農村に適合する組織体系や広域組織化・組織内連携について取り組むことが盛り込まれ、本協議会が一体となって斐川地域の農業を牽引していく内容となっています。

 当日は組合長以外にも若手組合員の参加があり、意見交換ではホームページで地域の営農活動を紹介している取り組みも共有されました。

 当普及部としては集落営農組織の声を聞きながら、関係機関と連携し、斐川町水田農業の新たな発展を支援していくことにしています。

一畑電鉄とのコラボで出雲ぶどうを県内外の観光客へPR

 JAしまね出雲ぶどう部会では、平成30年11月に「産地活性化プラン」を作成し、若手農家を中心としたプロジェクトチームを編成、「販売戦略」、「デラウェア・シャインマスカットの両立」、「期間労働力の確保(労力補完)」、「組織化(法人化)」、「就農しやすい環境づくり」等に取り組んでいます。

今回のPR活動は、「販売戦略」の一環で、当日は、部会の女性部、ぶどう女子会のメンバーをはじめ、島根ワイナリーのマスコットキャラクターの「しまりん」も参加し、出雲産のデラウェアの試食とPRチラシ600部を配布し、出雲産ぶどうのPRを行いました。

 埼玉など県外からの観光客をはじめ、松江からの観光客の中にも、「出雲がぶどうの産地であることを知らなかった」という方がおられ、県内外の方々へ絶好のPRの機会となりました。

 また、家族連れの観光客には、島根ワイナリーのマスコット「しまりん」との記念撮影も好評であり、撮影をきっかけに「出雲産ぶどう」について話が弾みました。

 今後、(1)学校給食への出雲産ぶどうの提供及びPR、(2)ポスターやチラシによる広報活動、(3)イベント等のキャンペーン実施、(4)「恋ぶどう」の商標登録、(5)出雲産ぶどうを用いた加工品開発、(6)スマートフォンを用いた情報発信に取り組むこととなっています。

 当普及部では、今後も部会の積極的な取り組みをサポートし、ぶどう産地である出雲の「産地活性化」を後押しします。女性メンバーと「しまりん」一畑電鉄出雲大社駅前横の広場

 

JAしまね出雲ぶどう部会が出荷総会を開催

JAしまね出雲ぶどう部会は、5月8日、本年産のぶどう出荷総会を開催し、部会員、関係者が出席しました。

今年度は、税別単価1,300円/kgをはじめとする、4つの目標を掲げ、取り組んでいくこととなりました。

 部会長は「本年産のぶどう出荷は4月19日の初出荷以降順調に推移しているが、今後の気象条件によっては予断を許さず、今後も選果・選別の徹底、共販出荷により、目標を達成しよう。」と部会員に呼びかけました。
また、部会で取り組んでいる、ぶどう産地活性化プランの進捗状況について以下のとおり各分科会の責任者(生産者)から報告がありました。

  1. 作型毎の作業時間の記録と作型モデルの作成状況
  2. 5月出荷(早期出荷)の安定化と出雲ぶどう認知度向上対策の実施状況
  3. 新規就農者確保のためのチラシの配布やイベントの開催状況
  4. 青年部で行っているビニール張り等の作業班の拡大、効率化
  5. 部会員が依頼したい作業の調査と求職者による作業支援の試行

さらに、青年部長から美味しまねゴールド認証(GAP)の取得に向けての検討と、技術部長からスマートフォンを利用したハウス内温度リアルタイム感知システムの導入(Iot技術等の導入)についての報告もありました。
普及部としては、今後も、関係機関と連携しながら、部会の目標の達成やぶどう産地の活性化に向けた支援を継続していくこととしています。

活性化プラン進捗状況報告女性部長による産地決意表明

 



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島根県東部農林水産振興センター 
  〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1
  TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643
  e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp

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  安来農業部(島根県安来市穂日島町303)
  松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2)
  出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4)
  雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1)
  出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)