「平成３０年度大分県‘つや姫’生産者研修会」が、２月６日(水)別府市で開催され、島根県から斐川町の新宮卓氏が「斐川町における‘つや姫’栽培の取り組み」、農業技術センター松崎友史専門農業普及員が「島根県での‘つや姫’品質向上に向けた取り組み」について講演を行いました。

　新宮氏は、斐川町での作物生産の概要、‘つや姫’の導入経過、品質や収量向上の取り組み、栽培の経験、今後の抱負等について熱心に講演されました。なお、新宮氏は‘つや姫’栽培の先導者として知事より認定された‘つや姫’マイスターで、奨励品種採用前の導入試験も担当した先進的な農家です。研修会には大分県内の‘つや姫’生産者約１００名が出席し、参加者からは除草対策、経営収支等についてたくさん質問もあり、活発な討議が行われました。

　大分県の‘つや姫’生産は、平成２３年から開始し面積が増加する中、さらなる品質向上を図ろうと本研修会が開催されたものです。

　普及部では、島根県産‘つや姫’のブランド力向上を目指し、管内生産者の皆さんとともに、さらに品質を向上させる普及活動を行います。

講演する新宮卓氏

質問に返答する新宮卓氏