有機農業推進のための支援技術の開発・普及に向け、2012年に実施した研究から得られた結果・知見をまとめ、この度「有機野菜研究情報2012」として発刊しました。

　農業技術センターでは、2012年から重点研究プロジェクトとして水稲と畑作物の有機栽培支援技術の開発に取り組んでいます。

　このプロジェクトでは、県内の有機農業実践者の先進的技術や取り組みを参考にして研究を進め、得られた結果や知見を速やかに生産現場へ伝えることとしています。そのような観点から、この度「有機野菜研究情報2012」を発刊しました。下記HPに掲載しておりますのでご覧ください。

　https://www.pref.shimane.lg.jp/nogyogijutsu/seika/seikajouhou/mokuji.html

　この研究プロジェクトはまだ途中の段階であり、「有機野菜研究情報2012」の中ではまとめきれていない部分がありますが、今後も皆様のご意見を研究・普及活動へ活かし、引き続き成果を現地に伝えていきたいと考えています。ご意見等ございましたらお気軽に下記の問い合わせ先までお寄せください。

写真１：「有機野菜研究情報2012」

　写真２：試験ほ場の様子

　施設でのトマト有機栽培の様子です。左は大玉トマト（品種

「パルト」）、右はミニトマト（品種「ネネ」）です。リビングマルチ※の試験も行っています。

リビングマルチ：生きた植物をマルチとして用いる技術。主作物の畝間に麦類や牧草等を播種して雑草の抑制や土壌保全、天敵の住処とすることで虫害を抑える効果が期待されています。

印刷用ページ：ＰＤＦファイル（５５１ＫＢ）

問い合せ先：重点研究プロジェクト（担当：三原美雪・伊藤淳次）TEL０８５３-２２-６６９８

　Ｅ_mail:nougi＠pref.shimane.lg.jp