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どう進める?集落営農法人の後継者育成

 当センターでは、集落営農法人の次世代後継者育成に向けた事例調査や支援活動を通じて、課題解決のヒントをまとめ、これを活用して、集落営農法人等における集落ビジョンづくりやUIターンの受入などにつなげています。

 

 県内の集落営農法人の約半数が将来の人材確保に不安を抱え、4割以上でUIターン者を含めた次世代の人材確保と後継者としての育成を志向しています。

 昨年度から普及、研究、行政機関が連携したワーキングチームが設置され、普及員による調査研究と現地での支援活動を実施してきました。当センターと県担い手育成総合支援協議会は、活動を通じて得られたヒント等を「集落営農法人のマネージメント」にまとめ、集落営農法人の課題解決に向けた取り組みを進めています。特に、この1年間に実施した「集落営農法ステップアップ研修」では、研修参加10法人すべてで内発的な「集落ビジョン」が策定され、また、「人材育成に向けた具体的な行動」や「UIターンの受入」につながっています。

 今後は、他の集落営農法人や組織でも「就農者の受け皿づくり」や「人・農地プラン」の策定につなげていく考えです。

 

1課題解決のヒント集「集落営農法人のマネージメント」

 

組織運営や後継者育成等の事例やヒントが詰まっています。

 

 【資料の構成】

 

 1島根県の集落営農の現状と課題

 2今、なぜマネージメントが必要か

3人材確保・育成事例に学ぶ成功のポイント

 4支援機関による推進活動をいかに進めるか

 5人の確保と育成に向けた提案

 

 以下のような課題を解決するヒントを現地の実践事例

 を基にとりまとめています!

 

 Q高齢化、若い世代の農業離れにどう対応するか?

 Q若い人をどう巻き込み、世代交代をどう進めるか?

 Q外から人を呼び込み定着させるには?

 Q雇用を考えたいが周年雇用できない場合は?

 Qリーダーが迷った時は、どうするか?

 

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集落営農法人のマネージメント

 

※資料閲覧方法:検索エンジンで集落営農法人のマネージメントと入力すると簡単に見つかります。

 URL:https://www.pref.shimane.lg.jp/nogyogijutsu/gijutsu/f_shidou_shiryou/s_management/

 

2集落営農法人ステップアップ研修会受講法人の課題と新たな活動内容

 

今年度、受講10法人は、各々の課題解決に向けて新たな活動に取り組まれています。

 

【受講10法人の課題(前年)】

 

▲地主の農業離れ、組合員の高齢化に

 よる労働力の不足

▲若い人の流出、地域の活力低下

▲特定の役員に仕事が集中

▲人を受け入れたいが、冬の仕事がない▲今のメンバーでの将来への不安

▲有効な転作作物が見いだせない

 

 下向き矢印

 

【新たな活動内容(現在)】

 

●内発的改善プランの作成・実行(10組織)

●組織体制の再編・役割分担の明確化(6組織)

●収穫祭等住民の参加できる場の復活(5組織)

●非農家など新たな人の参画(6組織)

●UIターン受入の体制づくり(7組織)

●若い世代のUIターンの受入(4組織)

●法人だより発行、HPでの情報発信(3組織)

●広域連携による受け皿づくり(2組織)

●野菜等新たな作物生産・拡大(3組織)

 

印刷用:PDFファイル(673KB)

 

問い合せ先:技術普及部普及調整グループ(担当:今井裕作、安達浩美)

 TEL0853−22−6941

E_mail:nougi@pref.shimane.lg.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お問い合わせ先

農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
 nougi@pref.shimane.lg.jp
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