講演会概要
遺伝子組換え技術を用いた作物開発については、農作物の改良の範囲を大幅に拡大できる等の利点がある一方で、遺伝子組換えにより作出された作物を原料とした食品、また遺伝子組換えにより作出された作物の栽培に対し、消費者の不安感があることから、遺伝子組換え作物に関する研究や安全性の審査についての現状等、遺伝子組換え技術に関する情報を広く県民に提供することを目的として、平成16年9月5日(土)に松江市黒田町のパレスティまがたまで講演会を開催し、県民、行政機関等から約30名が参加しました。
概要
(1)島根県の現状(県農業試験場の実施している研究や取り扱いの検討状況)を報告しました。
(2)講師に食品化学広報センター主任研究員森田満樹(もりたみき)氏を講師として招き、遺伝子組換え技術の概要や、現在開発されている品種の特徴、日本の安全性評価の仕組み、世界の遺伝子組換え作物の作付け状況、遺伝子組換え食品の表示等について説明をしていただきました。
(3)県農業試験場の研究の内容をパネル展示しました。
会場での受付公演中の森田氏
パワーポイントで説明する森田氏会場の様子
会場の様子パワーポイントで説明する森田氏
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島根県農林水産部農林水産総務課
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