知事が石見地域を訪問し、現地視察や意見交換を通じて直接地域の実情を把握する「石見の日」を益田市、津和野町、吉賀町で開催しました。

　初日（２０日）は津和野町を訪問。

　昨年１２月、ユネスコ無形文化遺産に登録された鷺舞を観覧した後、北海道から移住しゲストハウスを開業した齋藤香菜子さんからお話を伺いました。

　２日目（２１日）は吉賀町、益田市を訪問。

　吉賀町にＵターンしたのち就農し、研修生を受け入れ指導をしながら、アジサイやシクラメンの栽培に取り組まれている「もったか花園」の皆さん、廃校となった校舎を活用し、整備された宿泊交流施設を管理・運営されている地域自治組織「ぬくもりの里二川」の皆さん、匹見のワサビに惚れ込み京都からＩターンし、耕作放棄地となっていたワサビ谷を復旧しワサビ作りに励んでいる「株式会社葵屋」の皆さんからお話を伺いました。

【津和野町】

〔写真〕齋藤香菜子さんと

【吉賀町】

〔写真〕もったか花園の皆さんと懇談する知事

【益田市】

〔写真〕ぬくもりの里二川の皆さんと

〔写真〕株式会社葵屋の皆さんと

【７月２０日：西部校会場（浜田ワシントンホテルプラザ）】

〔写真〕授与式のようす

【７月２８日：東部校会場（ホテル白鳥）】

〔写真〕挨拶のようす

　今年度くにびき学園東部校（19名）・西部校（9名）を修了された皆さん、くにびき学園を卒業されて地域で活躍されている23名の皆さんに、今後、地域の支え手として貢献していただくことを期待し「わが島根（まち）づくりマイスター」の称号を授与しました。

　くにびき学園は、社会や地域の中でのさまざまなつながりや活動を通した生きがいづくりと仲間づくりの場です。授業では、石見神楽等の観光資源について学び、フィールドワークや現地学習等を通して地域活動に参加するための知識や技術の習得と実践力を身につけることができます。

　知事は「培った知識や経験を生かし、地域の担い手として島根の発展のために尽力していただきたい」と述べました。