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島根PR情報誌「シマネスク」(2022年7月発行)

くつろぎの空間森の時間

県土の面積78%を森や林が占める島根県は、
全国で4番目の「森林県」。
針葉樹と広葉樹が入り交じる
森に足を踏み入れると、
木漏れ日にゆらめく緑の下に、
澄んだ空気と心地よい風が一体となった
くつろぎの空間が広がっています。
日常からちょっとだけ離れ、
五感で自然を味わいながら、
森を楽しんでみませんか。


飯南町ふるさとの森の写真
飯南町ふるさとの森

森に泊まる/温泉リゾート風の国(江津市)

中国地方最大の一級河川、江の川から車で10分余り。美肌の湯で知られる江津(ごうつ)市桜江町の「温泉リゾート風の国」に、秘密基地と見まがう風景が広がっています。

夜の森にふわりと浮かんだ真っ白な球体テントは、シングルベッド2台が置かれたシンプルなしつらえ。森にひっそりと建つ、まるで隠れ家のようなツリーハウスもあり、森の中での滞在をぜいたくに楽しめるグランピング施設です。

テレビのない静かな室内では、枝葉がこすれ合う音、虫の声がよく耳に入ります。流れる雲を木の間から眺める時間は、のんびりとした憩いのひとときです。


夜の森に浮かび上がった球体テントの写真
夜の森に浮かび上がった球体テント


球体テント内の写真
ベッドやランプを備えた球体テント


ツリーハウスのリビングの写真
ツリーハウスのリビング


本館の温泉の写真
本館の温泉


宿泊できるツリーハウスの写真
宿泊できるツリーハウス


東京ドーム7個分の広大な敷地には、大型遊具がある広場やドッグラン、出来たてのクラフトビールが味わえる石見麦酒の醸造所、紙すき体験ができる石州勝地半紙(せきしゅうかちじばんし)の工房があり、家族連れにもぴったりです。

料理は、屋外のガーデンキッチンに運ばれたブランド豚肉「江津まる姫ポーク」のバーベキューや地元鮮魚の炊き込みご飯など、石見(いわみ)地方の幸を楽しむスタイル。キャンプ未経験者でも気軽にグランピング体験を満喫できます。


ガーデンキッチンの写真
屋外で食事を楽しめるガーデンキッチン


グランピングメニューの写真
石見の食を楽しめるグランピングメニュー


江津市・温泉リゾート風の国の地図


●お問い合わせ

温泉リゾート風の国
江津市桜江町長谷2696(TEL:0855・92・0001)


自分好みに森を楽しむ/森林セラピー(R)(飯南町)

中国山地に抱かれた島根県飯南(いいなん)町。出雲国風土記にも登場する琴引山(ことびきやま)(1014メートル)の近くに広がるのが「飯南町ふるさとの森」です。


飯南町ふるさとの森の写真
飯南町ふるさとの森


針葉樹と広葉樹が混在する森を通っているのは、森林セラピー(R)の散策路。コースは4種類あり、森の魅力を知るガイドたちに案内してもらえます。ウッドチップが敷かれた柔らかな散策路を、緑の風景や渓流の音に身をゆだねながらゆっくりと歩けば、まさに癒やしの時間。足を止めて山野草をかじってみたり、木の幹を触ってみたりして、五感で自然を感じることができます。


木の感触を楽しむ様子
木の感触を楽しむ


森のホテルもりのすの写真
散策路のそばにある「森のホテルもりのす」


ハンモックに身を預けて休憩することも。飯南の森を知り尽くしたガイドの話に耳を傾けたり、森に残る「たたら製鉄」の遺構から人と森が共生した歴史を実感したり。自分好みの過ごし方ができるところも魅力です。


ハンモック休憩の様子
ハンモックに揺られて


島根県内で育った和牛肉や野菜がたっぷり詰まった「森のお弁当」を注文することもでき、森の中で飯南町の味が楽しめます。


森のお弁当の写真
島根の食材たっぷりの「森のお弁当」


また、近くを流れる小田川でのシャワークライミングも人気があり、森一帯が、全身で自然を受け止められるセラピースポットになっています。


シャワークライミングの写真
シャワークライミング


飯南町ふるさとの森の地図


●お問い合わせ

飯南町観光協会(道の駅赤来高原内)
飯南町下赤名880-3(TEL:0854・76・9050)




お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp