しまねの航空
東京、大阪等の大都市圏から遠く離れている島根県にとって、県内3空港は国内外への空の玄関口であり、大都市圏や地方間を短時間で結ぶ航空路線は、地域振興や観光振興、県民の便利で快適な暮らしを実現するために重要な役割を果たしています。
そのため、各空港の利用促進協議会等と連携して利用促進や利便性向上に取り組み、航空路線の維持・充実を図ります。
国内路線について
島根の航空ネットワーク
県内3空港の運航状況
各空港の利用状況
国際線誘致について
令和5(2023)年12月、島根県はベトナム航空との間で覚書を締結し、将来的な定期便の就航実現を図るため、緊密に連携協力して取り組んでいくこととしています。
合わせて、株式会社エムエスツーリストとも同旨の連携協定を締結し、出雲縁結び空港とベトナムを結ぶ直行チャーター便の運航を進めています。
国際定期便の就航実現に向けた覚書等
令和5(2023)年12月13日、島根県は、ベトナム航空(日本支社所在地:東京都千代田区、総支配人:ゴー・シー・アイン)及び株式会社エムエスツーリスト(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:林邦興)との間で、島根・ベトナム間における国際定期便の就航実現を目的とした覚書・連携協定を締結しました。
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県とベトナム航空の覚書は、同年12月16日に東京で開催された「日越経済フォーラム」(共催:ベトナム計画投資省、日本貿易振興機構(ジェトロ)、駐日ベトナム社会主義共和国大使館)において「日越投資案件」として選定されました。このフォーラムでは、ベトナム社会主義共和国のファム・ミン・チン首相や日本国の齋藤健経済産業大臣(当時)ら日越要人の立会のもと、丸山知事がベトナム航空のチー・フォン・クァン副社長とともに登壇し、会場に詰めかけた関係者に覚書を披露しました。
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県としては、今後、これらの覚書等に基づき、関係者と相互に連携・協力しながら国際定期便の就航に向けて取り組んでいきます。
覚書等に基づくチャーター便の運航状況
県がベトナム航空及びエムエスツーリストと締結した覚書等に基づき、出雲縁結び空港とベトナムを結ぶ直行チャーター便が運航されました。
覚書等に基づくチャーター初便が運航された令和6(2024)年5月25日には、出雲縁結び空港でセレモニーを開催し、ファム・クアン・ヒエウ特命全権大使をはじめとした駐日ベトナム大使館の皆様、本県のパートナーであるベトナム航空及びエムエスツーリストの皆様にもご臨席いただくなかで、チャーター初便の運航を盛大にお祝いしました。
これまで計3回のチャーター便が運航され、ベトナムと島根側の双方向から、観光やビジネスなどの目的で多くの方にご利用・ご好評いただいています。
\\チャーター初便のアウトバウンドツアー旅行記はこちら(外部サイト:りびえーるweb版特集記事)//
県としては、今後、様々な分野においてベトナムとの交流を深めながら、チャーター便の実績を積み上げていくことを通じ、将来的な定期便の就航実現を目指してまいります。
| 初便 | 第2便 | 第3便 | |
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| 日程 | 令和6(2024)年5月25日、29日 | 令和7(2025)年3月21日、25日 | 令和7(2025)年10月18日、22日 |
| 利用率 |
インバウンド96.5% アウトバウンド91.8% |
インバウンド97.1% アウトバウンド77.1% |
インバウンド98.1% アウトバウンド83.8% |
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《就航記念式典》
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《チャーター機材》
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ベトナムとの交流拡大に向けた取組(例)
「ベトナム・デスティネーションセミナー」を開催!
令和6(2024)年3月6日、島根とベトナムを結ぶ国際チャーター便の運航に向け、県内におけるベトナムの認知度向上とチャーター便運航の機運醸成を目的に、ベトナム航空及び出雲市と連携して「ベトナム・デスティネーションセミナー」を開催しました。
ベトナム航空と日本政府観光局(JNTO)ハノイ事務所から、ベトナムの基本情報や訪日観光市場等について説明があったほか、一畑トラベルサービスとエムエスツーリストから、同年5月運航予定のチャーター便を利用したツアー商品が紹介されました。島根県からも、同年5月のチャーター便を活用した経済交流や今後の展望について説明を行いました。
当日は現地とオンラインで合わせて100人以上が参加し、各説明の合間やセミナー終了後の館内ブースでは活発な質疑応答が行われました。
今後もこうした取組を積み重ね、ベトナムとの間の国際定期便の就航に向けた機運醸成に努めてまいります。
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《ベトナム航空日本支社総支配人ご挨拶》
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《ベトナム航空日本支社》
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《日本政府観光局ハノイ事務所》
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《一畑トラベルサービス、エムエスツーリスト》
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「島根県誘客プロモーションセミナーinハノイ」を開催!
令和6(2024)年3月20日、ベトナムからのチャーター便運航を見据え、ハノイ市内の旅行会社を対象とした誘客プロモーションセミナーを開催しました。
セミナーには現地旅行会社50社以上が参加し、ベトナム航空との連携や県のセールスポイント、今後のチャーター便の展望について県から説明するとともに、プロモーションムービーを上映するなどし、その後は現地旅行会社との間で活発な質疑応答が行われました。
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「ベトナム・島根県交流促進セミナー」を開催!
令和6(2024)年5月に運航されたチャーター初便には、丸山知事も搭乗し、島根県経営者協会の皆様とともにベトナムを訪問しました。
滞在中、同月25日には、在ベトナム日本国大使館やベトナム日本商工会議所、日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所、日本政府観光局(JNTO)ハノイ事務所の皆様を来賓としてお招きし、ハノイ市内で「ベトナム・島根県交流促進セミナー」を開催しました。
定期便実現に向けた県の取組を説明した上で意見交換を行い、来賓の各機関の皆様からは、県の取組を最大限サポートする旨の心強いご発言をいただきました。
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【在ベトナム日本国大使館伊藤大使閣下のご挨拶】
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【来賓の皆様と意見交換】
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「遣島使委嘱式・交流会inハノイ」を開催!
令和7(2025)年3月24日、島根出身であるなど県とご縁があり、ハノイに駐在されている4名の方を「遣島使」に任命し、委嘱状をお渡ししました。
「ベトナム側での県の認知度向上や、チャーター便の利用促進に向けたプロモーション活動に励みたい」といった豊富を述べていただきました。
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駐日ベトナム大使館特命全権大使に来県いただきました
令和7(2025)年7月4日、駐日ベトナム社会主義共和国大使館のファム・クアン・ヒエウ特命全権大使閣下にご来県いただきました。
ヒエウ大使閣下には、ベトナム・島根間の定期便就航実現に向けた県の取組を強力にご支援いただいており、前回のチャーター初便記念式典(令和6年5月)以来、今回で2度目の島根県訪問となりました。
丸山知事との面談において、ヒエウ大使閣下からはチャーター便の運航を契機としたベトナムと島根の交流を高く評価いただき、今後のさらなる交流深化に向け協力関係を深める方向性を確認しました。
同日、県が大使閣下を講師としてお招きした講演会を開催し、大使閣下から「ベトナム経済の最新情報と今後の日越協力関係の展望」をテーマにご講演いただきました。
講演会には、県内経済団体や企業関係者など約100名が詰めかけるなど、ビジネス面におけるベトナムとの交流に係る関心の高まりがうかがえました。
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「超スパイスフェス2025」に参加!
令和7(2025)年8月2日、3日にTSKさんいん中央テレビ本社特設会場で開催された世界のスパイスの祭典「超スパイスフェス」に参加しました。
ベトナム航空やエムエスツーリストをはじめ、チャーター第3便の県内発ツアー販売を担っていただいた一畑トラベルサービス、松江市内のベトナム料理店等と連携して、ベトナムの「食」や「文化」を体験できるブースを出展。2日間で7千人以上が会場を訪れ、ランチタイムには「フォー」や「バインミー」を求める人々が行列をつくるなどベトナムブースを中心に大盛況となり、ベトナムの魅力とチャーター便の運航についてPRする絶好の機会となりました。
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「第1回ベトナム・日本地方協力フォーラム」に参加しました
令和7(2025)年11月25日、ベトナム・クアンニン省で開催された「第1回ベトナム・日本地方協力フォーラム」に参加しました。
ベトナム社会主義共和国のファム・ミン・チン首相閣下との面談において、これまでの県の取組状況や、チャーター便運航等に対するベトナム政府や駐日大使館の支援への感謝をお伝えするとともに、引き続きのサポートをお願い申し上げました。
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リンク
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島根県地域振興部交通対策課
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