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比婆山インヨウチク自生地

  • 所在地

安来市伯太町横屋(地図【マップonしまね(外部サイト)】

 

  • 交通案内

1.自動車

県道9号(安来伯太日南線)沿いに久米神社横屋参道入り口の標識があり、標識に従い進むとすぐ左手に駐車場がある。先に橋があり、渡るとすぐ久米神社がある。神社前にも2台駐車可。

2.公共交通

JR安来駅よりイエローバス(広域生活バス)伯太(草野)=安来線に乗車、35分程で横屋バス停下車。登山口の比婆山久米神社まで徒歩1分。バスは1日約5便。

 

  • 地域概要

 標高320mの比婆山は雲伯の境に位置します。古事記によると天照大御神の母神である伊邪那美命が葬られた所で、山頂には御神陵と安産、子授け、子育ての久米神社奥宮があります。山頂への道は、(1)横屋集落からの横屋参道、(2)峠之内集落からの峠之内参道、(3)清水掻集落からの清水掻参道の3つがありますが、ゆったり登れる横屋参道を紹介します。

 県道9号横屋バス停を西に折れ、すぐに伯太川に架かる橋を渡ると久米神社です。橋を渡ってすぐ左手に「比婆山畧記」の大きな案内板があります。木の鳥居をくぐって石段を数段上ると広場がありその端の方に「山頂まで1050m」の標識があります。そこが登山口です。

 ゆったりとした坂道を登って行くと「霊社さん」の標識があります。10分程登るとやがて「山頂まで700m」の標識があり、左手谷側に見慣れぬ竹が見えます。この竹が珍奇種のインヨウチク(陰陽竹)です。インヨウチクは高さ約4〜5m、径3cmの竹桿に笹状の葉がついていて、タケとササの中間型を示す珍奇な竹です。繰り返し緩急な坂を登っていくとやがて「頂上まで500m」の標識が現れます。途中「社日山」と呼ばれる見晴らしのいい場所があるので一休みすると良いです。

 「山頂まで200m」の標識を過ぎて登りが緩やかになると石の鳥居が現れます。そこは平担で広々とし、大きな東屋、玉抱石、神篭石等があり、その奥に県の天然記念物であるインヨウチクの若干の群落があります。少し下り又少し登ったら久米神社奥宮と御神陵のある頂上です。ゆっくり歩いて40分もあれは頂上に着きます。春秋家族連れに向く山です。

 

「みんなで守る郷土の自然」看板 インヨウチク 久米神社奥の宮

 

比婆山インヨウチク自生地の案内図

 

(平成28年10月更新)


お問い合わせ先

自然環境課

島根県庁 自然環境課   〒690-8501   島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
   Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係)
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   0852-22-5347/6377/6516(自然保護係)
           0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係)
   Fax:0852-26-2142
   E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表)
                 shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)