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2.トマト

(1)要素欠乏

 症状名:カルシウム欠乏と思われる症状

作物・品種ミニトマト・ミニキャロル
作型夏秋
撮影年次・場所平成4年・六日市町
撮影者三木伸次
発生経過夏秋栽培において、3〜6段開化のころに、生長点付近の葉が焼けたように枯れ、極端なものは芯止まりになるものが見られ
 た。特に草勢の強いものに多く、カルシウムの吸収、分配の不良によるものと思われた。
対応した内容及びその後の経過
予備的に生長点付近の腋芽を数本残し、様子を見て芽を選定した。また、カルシウムの葉面散布を数回行うとともに、草勢管理として追
 肥のタイミングを考慮した。
発生するステージは根群が拡大して吸肥力の高まった時期であり、それ以降は着果負担によって草勢が落ち着いたためか、発生が少な
 いことが多い。このことから、基肥窒素量の適正化と緩効性肥料への切り替えを行った。

変形・奇形症状


資料:「野菜生育障害・病害虫現地診断の手引き」島根県農林水産部、1997年3月


 


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農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
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