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1.メロン

(3)その他栄養障害と思われる症状

 症状名:生育初期の葉色不良

作物・品種メロン・アールスセイヌ夏II
作型春夏作
撮影年次・場所平成元年・掛合町
撮影者三木伸次
発生過程活着後交配前に本葉第4葉〜中位葉にかけて黄色味がかかり、葉色不良となった。葉の表面はややてかり気味に光沢を持ち、葉
 縁部が黄色〜褐色になるものもあった。土壌pH、ECに問題はなかった。
対応した内容及びその後の経過
微量要素を含む葉面散布を数回行った。生育後半には葉色ものり、生育は概ね回復した。
発生圃場は転作初年目で粘質土壌であり、土塊が多かったため、肥料分を吸収する根の張りが遅れたものであり、根群の拡大に伴い回
 復したのではないかと考えた。

葉色の不良


資料:「野菜生育障害・病害虫現地診断の手引き」島根県農林水産部、1997年3月


 


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農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
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