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6.キャベツ・ブロッコリー

(1)要素欠乏

 症状名:ホウ素欠乏と思われる症状

作物・品種キャベツ・耐寒大御所
作型夏まき
撮影年次・場所平成6年・斐川町
撮影者伊藤淳次
発生経過耕作農家の異なる砂壌土水田転換畑2圃場で発生した。9月上旬の定植後、順調に生育したが、12月中旬頃から症状が発
 現した。症状としては、葉脈上及び葉脈周辺部がかさぶた状に木化し、更に葉脈が波状に奇形化した。
対応した内容及びその後の経過
作物体分析結果(B):外葉115ppm,外葉210ppm
 結球部18ppm,結球部217ppm
土壌分析結果:
pH熱水可溶性ホウ素
障害発生圃場14.80.38ppm
〃24.80.40ppm
その他品種によって症状の程度に差があった。
・湖水ではほとんど発生しなかった。
・耐寒大御所、松波では圃場全体に発生した。
・寒太鼓は症状が激しく結球部に及んだ。

かさぶた状の木質化部


資料:「野菜生育障害・病害虫現地診断の手引き」島根県農林水産部、1997年3月


 


お問い合わせ先

農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
 nougi@pref.shimane.lg.jp
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